イタリアの映画監督
「木靴の樹」は19世紀末の北イタリアの農村を舞台に、貧しい生活を送りながらも力強く生きる農夫たちの生活を描いた作品。映画の舞台であるベルガモ地方出身のオルミが、幼いころから祖母に聞いていた昔話をもとに、監督・脚本・編集・撮影すべてを自身で担当し、素人の農民たちを俳優として起用して制作した。1978年のカンヌ国際映画祭では、審査委員の満場一致で最高賞のパルムドールを受賞している。本作の日本公開は約26年ぶりで、これが3度目となる。
「木靴の樹」は2016年3月26日より、東京・岩波ホールほかにて全国順次ロードショー。なお4月23日からは現在84歳となったオルミの最新作「
※記事初出時、監督の年齢に誤りがありました。お詫びして訂正します。
映画ナタリー @eiga_natalie
エルマンノ・オルミのパルム・ドール受賞作「木靴の樹」が約26年ぶりに公開 https://t.co/lhgBI67kg2 https://t.co/pm9dDrzcAQ