本日11月30日、「
本作はノルウェー国立バレエ団で東洋人初のプリンシパルとなった西野が、妊娠や出産を経て、再び舞台で「白鳥の湖」を踊るまでを追ったドキュメンタリー。ノルウェーの女性監督オセ・スベンハイム・ドリブネスがメガホンを取った。
「異国の地で経験を重ねようと思った理由は?」という記者からの質問に、西野は「ノルウェー人の友達が、北欧のバレエや国のいいところを教えてくれたんです。オーディションのため実際に訪れたときに、すごく惹かれましたね。だから合格の知らせを聞いたときはエキサイティングな気持ちでした!」と笑顔で答える。
衣津栄さんは「私はこういう場が初めてなのですが、大阪弁丸出しでしゃべっていきたいと思います!」と元気よく挨拶し、場を和ませる。そしてこの映画に関して「お世話になった先生やお友達、ご近所の方に麻衣子のことを知ってもらえる機会になるので、ぜひとも日本で公開されたらうれしいなと思いました。自分が出るのは恥ずかしかったですが、大阪のおばちゃんになりきればいいかなと考えていました」と思いを述べた。
先々の主演舞台が決まっている中、子供を持つ決断をしたことについて、西野は「子供ができたからこそ、もっと成長したいと思いました。毎日忙しいですし、体のメンテナンスは大変ですが、充実感がありますね。母になったバレリーナとして舞台に立てることがうれしくて楽しいです」と話す。また衣津栄さんは、当時15歳の娘を1人で海外へ送り出したときの思いを尋ねられると「小学生で主役を踊ったときに『この子はバレエを踊るために生まれてきた子や!』と感じたんです。世界に羽ばたくバレリーナになってほしいという気持ちがあったので、寂しさはあまり感じませんでした」と感慨深げな面持ちに。
本作の監督も近々出産を控えているということで、西野は「オセは以前『私も子供は欲しいけれど、不安なの。ママになってしまうとキャリアが……』と話していました。でも私が母になり、カムバックしたことで『私にもできるかも』と言ってくれたんです。これからは監督と出演者という関係でなく、ママ同士として仲良くしていけたら」とコメント。そして最後に、今後控える舞台への思いを語り「エキサイティングな2016年が始まるので、とても楽しみです」と瞳を輝かせた。
「Maiko ふたたびの白鳥」は2016年2月20日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにてロードショー。なお公開に先駆けて、2月6日から12日にかけて東京・ユーロスペースにて開催される「トーキョーノーザンライツフェスティバル 2016」にて上映される。
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- 「Maiko ふたたびの白鳥」公式サイト
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温子 @oncolle
本当に西野麻衣子さんて
凄いなぁ。
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