F・ラング、O・ウェルズなど“映画史上の名作”30本を集めた特集上映

「シネマヴェーラ渋谷10周年記念1 映画史上の名作14」と題された特集上映が、12月19日から1月22日まで東京・シネマヴェーラ渋谷にて行われる。

これは2008年より不定期に開催されている特集上映。第14弾となる今回は、フリッツ・ラングがメガホンを取ったフィルムノワール「ビッグ・ヒート／復讐は俺にまかせろ」、エミール・ゾラの原作をジャン・ギャバンとシモーヌ・シモンの共演で映画化した「獣人」、今年生誕100年を迎えたオーソン・ウェルズの監督作「偉大なるアンバーソン家の人々」などを紹介する。

ほかラインナップにはD・W・グリフィスがエイブラハム・リンカーンの生涯をつづった「世界の英雄」、女性を乗り換えることで成り上がった億万長者の人生を描く「野望の果て」、長距離トラック運転手の兄弟を主人公に置いた「夜までドライブ」といった多彩な外国映画30本が並ぶ。

期間中は、同館の開館10周年を記念したトークショーも開催。館主の内藤篤、ミュージシャンの小西康陽、音楽ユニットIKEBANAの遠藤倫子らが登壇し、10年間の歩みや今後の展望などについて語り合う。

シネマヴェーラ渋谷10周年記念1 映画史上の名作14

2015年12月19日（土）～2016年1月22日（金）東京都 シネマヴェーラ渋谷
※1月1日（金・祝）は休館
2本立て料金：一般 1400円 / シニア、会員 1000円 / 大学・高校生 800円 / 中学生以下 500円
＜上映作品＞
「ビッグ・ヒート／復讐は俺にまかせろ」
「獣人」
「偉大なるアンバーソン家の人々」
「世界の英雄」
「野望の果て」
「夜までドライブ」
「吸血鬼ノスフェラトゥ」
「拳闘屋キートン」
「血涙の志士」
「ロイドのスピーディー」
「ゴールド・ディガーズ」
「クリスチナ女王」
「暗殺者の家」
「男装」
「バルカン超特急」ほか

トークショー

2015年12月23日（水・祝）
開演 17:00
＜出演者＞
小西康陽（ミュージシャン）/ 遠藤倫子（IKEBANA）/ のむみち（「名画座かんぺ」発行人）/ 内藤篤（シネマヴェーラ渋谷館主）/ 内藤由美子（シネマヴェーラ渋谷支配人）