斎藤工&森山未來の自撮りドキュメンタリー12月放送、知られざる一面が満載

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斎藤工森山未來出演の“自撮りドキュメンタリー”「ジドリ」が、NHK総合にて12月5日(土)に放送される。

この番組は、出演者が1カ月間にわたって自分自身を撮影した映像で構成されたもの。何気ない日常の姿や意外な素顔、1人の空間だからこそ出る本音などを映し出す。「斎藤工×ジドリ ~映画を抱く~」では、シネフィルの斎藤が寸暇を惜しんで映画と向き合う姿や、沖縄と台湾へ1人旅に出かける様子などをオンエア。「森山未來×ジドリ ~田舎で踊る~」では、愛媛・内子町の芝居小屋を拠点に、森山が地域の人を巻き込みながら創作に没頭するさまが切り取られている。

構成は、斎藤工編をドキュメンタリー監督の松江哲明、森山未來編を「ドキュメント72時間」のディレクター・森あかりが担当。音楽には松江の監督作「ライブテープ」「トーキョードリフター」に出演した前野健太が起用された。

本番組について、斎藤は「SNSや自撮り自体が苦手な私はこの期間なるべく“都合の悪い時”にカメラを回す事を義務付けました」と、森山は「自撮りしていると、自分がどう見られたら面白いのかを考えるようになって、そんな時間を楽しんだ日々でした」とそれぞれコメントを寄せている。

ジドリ

NHK総合 2015年12月5日(土)22:00~22:59
<出演者>
斎藤工 / 森山未來

斎藤工 コメント

「ジドリ」に寄せて

“自撮り”と言う行為は“自分の都合”
SNSや自撮り自体が苦手な私はこの期間
なるべく“都合の悪い時”にカメラを回す事を義務付けました
そうでなくては自分が観たいと思うドキュメント番組にはならないはずだと思ったからです

そんな出来たら“観られたくない大量の時間”を
ごっそり松江監督に投げました

ある種の恥部を晒す事より松江さんと作品を作れる事の方が
圧倒的に価値があるからです

あなたの“その時”と重ね合わせて
ご気軽にご覧頂けたら幸いです

斎藤工

松江哲明 コメント

自撮りは被写体にカメラを預けるという極端な撮影方法だが、だからこそ映し出せるものがある。この企画を聞いた時、すぐに斎藤工の名前が浮かんだ。世間のイメージと僕らの前で見せる顔に大きなギャップがあるからだ。「撮影、斎藤工」の映像には、密着のスタイルでは撮れない距離感、空気感、そして演出がある。

アラサー女子からは「抱かれたい男ナンバー1」に選ばれ、鳥居みゆきには「妖怪壁ドン男」と命名され、マツコ・デラックスに「顔が性器」と呼ばれるのが世間の斎藤工のイメージだ。約1ヶ月に渡って自撮りをしてもらったのだが、彼は想像以上の映画マニアだった。隙あらばDVDを取り出し一ヶ月に30本以上は鑑賞。きらびやかな女性が集まる東京ガールズコレクションの控え室で「ウォリアーズ」(ホラー映画)を見る男は斎藤工だけだろう。「自撮りする男にロクな奴はいない」と企画を根底からぶち壊すような告白をしながらも「普段から裸です」と言ってサービスカットも撮っておいてくれるセクシー俳優に、カメラの横にいない監督は素材が届く度に爆笑していた。小型ビデオの質感を生かした攻めたドキュメンタリーを目指して制作した作品の「映画を抱く」というサブタイトルは、一見、冗談のようだけど、けっこう本気です。

森山未來 コメント

自撮りについて

自撮りしていると、自分がどう見られたら面白いのかを考えるようになって、そんな時間を楽しんだ日々でした。この瞬間を端から見ていたら面白いかなと想像したり、いかに他人に撮ってもらわず自己完結で撮るか工夫したりしていました。

もちろん撮る瞬間を決めるのは自分なので、見せたい部分と見せたくない部分はあるんですけど、それでも垣間見えるものってあるんじゃないかと。「森山未來はこれをチョイスして撮ったんだ」っていうことを映像から感じてもらえればと思います。

このところ個人的に自撮りのハードルが下がってきて、映像の遊び方も覚えてきたので、また機会あればやりたいです。普段ふらふらしていますので、撮らせてもらえるんであればいつでもやりますよ(笑)。

撮影内容について

自撮りした1ヶ月は、愛媛県内子町という田舎で暮らしながら自分の作品を創作していました。生活は稽古中心ですが、自然に囲まれた暮らしや、愛媛の人たちの人柄・飲み文化など、いろんな“余白”も写っています。この土地の影響を受けて作品ができていく過程をみてもらえれば嬉しいです。毎日地元の人に誘われてお酒を飲んでいたんですが、それは思いのほか編集でカットされていました。酔っぱらった寝床や二日酔いの顔はよく出てくるんですが、それは宴会のせいだと分かっていただきたいです!

前野健太 コメント

スタッフの方から番組のテーマを聞かされるなか、ひとつの「あがき」という言葉が耳に残りました。それは以前、とあるジャズ喫茶の女性店主が私に言った言葉とそっくりなものでした。私はすぐにこれがテーマソングになるだろう、と勝手に思いました。その時は誰からも、テーマソングを作って欲しい、などとは言われてなかったのですが。歌が押し寄せてきたようでした。

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寒河江 弘👊♋いや絶対生きるやで! @sagaehiroshi

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