生田斗真、「グラスホッパー」の地味な役は“普段の自分”と堂々告白

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グラスホッパー」の大ヒット舞台挨拶が本日11月17日、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演の生田斗真、監督の瀧本智行が登壇した。

「グラスホッパー」の観客から寄せられたメッセージ。

「グラスホッパー」の観客から寄せられたメッセージ。

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満席の会場を見渡す、「グラスホッパー」監督の瀧本智行。

満席の会場を見渡す、「グラスホッパー」監督の瀧本智行。[拡大]

生田は本日、「グラスホッパー」公開初日に全国10カ所から抽選で引き当てた福岡と東京の劇場で舞台挨拶を敢行。弾丸移動で福岡から駆けつけた生田は「さっき東京に着いたばかりで、私服のまま来ちゃいました!」と言って、服のポケットから航空チケットの半券を取り出してみせる。T・ジョイ博多での舞台挨拶について聞かれると、「すでに何回も観てくださってる方もいて、皆さんすごく温かかったです」と微笑んだ。

ある事件がきっかけで恋人を亡くし、犯人を探すため裏社会に身を投じる元教師・鈴木を演じた生田は「ここまで弱々しく、頼りない役は今までなかった。新たな挑戦かなと思うので、そこに注目して欲しいです」とアピールする。「脳男」に続いて生田と2度目のタッグとなる瀧本は「これからどんどん男の色気が増していくでしょう。40歳、50歳の生田斗真も撮ってみたいですね」と願い、「その頃は俺も70歳か……」と気付くと、生田から「巨匠ですね!」とフォローを入れられた。

観客とのQ&Aタイムに入ると、まずは前作と比べてお互い変わっていないところについて質問が飛ぶ。生田は「妥協しない監督。いい芝居が撮れたときは血管切れるんじゃないかってくらいの声で『OK!!』って。だけど15回ぐらい撮り直したシーンもありました」と瀧本のこだわり抜く姿勢を賞賛。対する瀧本は「主演を背負う覚悟、責任感、プライド。根本のところが変わってないですね」と語った。

「グラスホッパー」の観客から寄せられたメッセージ。

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また生田を前にして「オーラのある方ですね!」と驚く観客は、控えめな役を演じる上で意識したことについて質問。それを受けた生田からは、普段の自分をふんだんに盛り込んだという予想外の回答が。「僕、家にいるときはぐじゃぐじゃなんです。目がちっちゃくなるほど分厚いレンズの眼鏡をかけてる自分を見たときに『行けるな』と思いました」と意外なところで自信を持ったことが明かされる。

「グラスホッパー」の観客から寄せられたメッセージを、生田斗真とともにじっくり読む瀧本智行。

「グラスホッパー」の観客から寄せられたメッセージを、生田斗真とともにじっくり読む瀧本智行。[拡大]

イベントの終盤には、原作を手がけた伊坂幸太郎からのサプライズメッセージが読まれ、さらに新宿ピカデリーとT・ジョイ博多の観客から集められた大量のメッセージを貼り付けたパネルも用意された。生田はメッセージにすっかり見入り、「“斗真”が“斗馬”になってる! 真心の“真”だよ!」とツッコミを入れつつ、多くの来場者に深く感謝した。

「グラスホッパー」は新宿ピカデリーほか全国の劇場で公開中。

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