青年海外協力隊(JICA)創設50周年記念作品「
黒木が演じたのは、ボランティア活動に懐疑的ながら自分を変えるためJICAに参加した主人公・沢田樹。同団体の活動を通じ、周囲の人間たちと関わり合ううちに成長していくさまが描かれる。本作が映画初主演となる黒木は「主演っぽくはなかったかもしれないけど、スタッフや共演者に支えられながらやり切れた。勉強だらけで最初は緊張しましたが、温かく芝居ができた。もっと演技を勉強したいです」と胸中を明かした。
それを受け、すずきは「映画の面白さは撮影しながら役者の演技がどんどんよくなるってところ。役者が変わる醍醐味を感じられましたね」としみじみ話す。また主人公と異なるポリシーを抱いてボランティアに従事する青年・羽村和也を演じた渡辺は、自身の演じた役について「(劇中は)誰とでもすぐに打ち解けられるんだけど、役ではそうではなかったので苦労した。でも思いを持って行動する姿勢は僕と同じ」と述懐した。
またキャスト2人が、撮影中のエピソードを明かす場面も。黒木が「大さんはフィリピンに行ったときにお土産屋を下調べしてたし、現地の人とすぐ仲良くなってました。最終日は朝まで飲んで民族の踊りを一緒に踊ったりして楽しかった」と話すと、渡辺は「ダニアレルギーが出るから毎日病院に行ってて、ベッドで寝られなかったので朝まで付き合ってもらったって話ですよ」と説明。さらに「黒木さんは常にカメラを持っていて、沢田でいることを忘れなかった」と続け、黒木の真面目な一面を観客にアピールする。
本作の出演を経て、JICAから感謝状を授与されたという黒木と渡辺。黒木は「青年海外協力隊って居酒屋のトイレに貼ってあるやつ(チラシ)しかわからなかったんですけど、実際にフィリピンに赴いて(JICAの皆さんが)こんなに素敵なことをしているんだなと知りました。もっと協力できれば」と意識の変化を語った。
なお、舞台挨拶にはゲストとしてJICAのOGでもある作家・湊かなえと、小池百合子衆議院議員も出席した。「クロスロード」は、11月28日より東京・新宿バルト9ほかにて全国ロードショー。
EXILEの映画作品
リンク
- 「クロスロード」公式サイト
- EXILE Official Website
- 「クロスロード」予告編 90秒 - YouTube
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エレナ @nandy_elena
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