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12月12日に公開を控える「母と暮せば」は、山田洋次が監督を務めた松竹120周年記念映画。終戦直後の長崎を舞台に、母親のもとへ原爆で亡くなったはずの息子が現れる物語を描く。母親の伸子を
このドキュメンタリーは、そんな「母と暮せば」の完成までを追ったもの。「監督人生でほとんど最後に近い映画になる」と語る84歳の山田が、戦後70年を迎え“戦争”と向き合う姿を映し出す。長崎の原爆というテーマは「父と暮せば」の作家・井上ひさしが生前構想していたものだが、決まっていたのはタイトルのみ。その思いを受け継いだ山田は長崎を訪れ、被爆者の手紙を読みながら、「命あるうちに戦争の記憶を語り残したい」と撮影現場で若い俳優たちに訴えかけていく。そして番組内には、二宮や黒木も登場。山田の思いを受け止めた彼らが役を作り上げていく姿や、「戦争がもたらす絶望や怒りを未来にどう伝えていくか」を模索する現場がカメラに収められている。
BS1スペシャル 戦争を継ぐ ~山田洋次・84歳の挑戦~
NHK BS1 2015年11月15日(日)19:00~20:49
<出演者>
山田洋次 / 吉永小百合 / 二宮和也 / 黒木華 ほか
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- 「母と暮せば」公式サイト
- NHKドキュメンタリー - BS1スペシャル 戦争を継ぐ ~山田洋次・84歳の挑戦~
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