秋元は開口一番、「自分たちの映画なのに大号泣しました」とあふれんばかりの思いを伝える。続いて生駒は、母親と本作の感想を語りあったと明かして「お母さんの気持ちもスクリーンに映し出されています。私がオーディションに合格したときにどう思っていたかもしゃべってくれて。一番身近な母親の反応がこんなに新鮮に感じるなんて、自分でも意外だった」と述懐。また西野は地元・大阪の同級生たちから「今から観に行くね」「感動したよ」などと連絡がきたと報告し、「最近連絡を取ることが少なくなっていた人たちとも、この映画がきっかけでまたつながれたのがうれしかったです」と笑顔に。
「人は変われる」がテーマである本作。監督の丸山は商業映画としては本作がデビュー作であることを明かし、この映画を作れたこと自体が自身の人生の転機になったと語った。2014年にリリースされたシングル「気づいたら片想い」で初のセンターに抜擢された西野からは「考え方がだいぶ変わったなって思います」との言葉が。「これまでは自分1人のことで精一杯だったけど、センターっていう位置を経験させてもらって、グループ全体のことやライブのことを考えるようになりました。あと昔やったらここ(壇上)に立っても緊張してしゃべれなかったと思う。変われてよかった」と堂々と語った。
舞台挨拶では、ディスクに収録されている特典映像の一部として、全国各地で行われた映画の初日舞台挨拶の模様が上映される一幕も。地元・秋田で舞台挨拶を行った生駒は自身が招待した両親のほか、部活の後輩など見知った顔が参加していて感動したと振り返り、「思い出のいっぱい詰まった映画館で舞台挨拶に立てるなんて、普通の人生だったらありえない」としみじみ。またメンバーの白石麻衣、生田絵梨花とともに広島と福岡で舞台挨拶を行った秋元は、作品のPRは2人に任せて自分のかわいさをアピールしていたと告白する。「イベントが終わったあと、生ちゃん(生田)に『真夏、それ本気で思ってるの?』って言われちゃいました」と秋元が明かすと、隣に立つ生駒からも「本当に思ってるんだよね?」と念を押すように尋ねられ、「思ってる!」と元気よく答えて場内の笑いを誘った。
また特典映像には秋元と2期生による座談会も収録。秋元は普段仲のいい若月佑美、桜井玲香と女子会も行ったとのことだが、カメラの存在を忘れるほど盛り上がったにもかかわらず、本編にも特典映像にも入っていないことを丸山から告げられる。驚きながらも「皆さん想像で楽しんでください!」とめげずに伝え、舞台挨拶の幕を下ろした。
「悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46」Blu-ray / DVDは11月18日に同時リリース。
関連記事
乃木坂46の映画作品
関連商品
リンク
- 「悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46」公式サイト
- 乃木坂46公式サイト
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
🍤ぶりんがー🍤 @bringerz
乃木坂46・西野七瀬が「変われてよかった」と笑顔、ドキュメンタリー上映会 https://t.co/coN7uMYlJJ