本日11月7日、「
「グラスホッパー」は伊坂幸太郎の同名小説をもとに、ハロウィンの夜に巻き込まれた事件で恋人を失った教師・鈴木が裏社会に身を投じ、復讐に燃えるさまを描いたミステリー作品。
この舞台挨拶は、主演を務めた生田へのサプライズ演出からスタート。ほかのキャストたちに遅れて1人で登場した生田は、誰もいない舞台に上がり、不安げに辺りを見回す。そして客席にひっそりと座るキャストたちにすぐさま気づき、「おかしいと思ったんだよ! 始まる前に1人だけ別のところに連れて行かれてさー……」とぼやく。そんな生田をキャスト陣がなだめながら、山田の合図をきっかけに「初日おめでとう!」と会場にいる全員が声そろえ、公開初日を迎えた喜びを分かち合った。
続いてトークセッションへ。「演じたキャラクターと自身の似ている点は?」という司会者の質問に、鈴木役の生田はしばし考え「似ているところというか、鈴木の“弱さの中にある強さ”に憧れました。彼の弱さを愛しながら演じましたね」と答える。それについて、ジャニーズ事務所の後輩にあたる山田は「ええっ!? 弱さあります?」とコメント。そして山田は「(生田は)男らしい先輩だと思っているので……。しいて言えば、(弱さを感じるのは)さっきのテンパった顔とかですかね。冷静さを保とうとする顔が面白かったです」と、ほほえみながらサプライズ時の生田の反応に言及した。
さらに人の心を狂わせる力を持つ自殺専門の殺し屋・鯨役の浅野は「僕は撮影の時に使ったコートをすごく気に入って、衣装さんに無理言って同じのを作ってもらったんです。だから、鯨とは服の選び方が似てるのかなあ」と述べる。孤独な若き殺し屋・蝉を演じた山田は「人を殺したいと思ったことがないからな……」と悩みながらも「人に心を開くのが遅いところは似ているかな」と話した。すると、村上と生田が「俺には心を開いてくれたよね?」とそれぞれ口にし、浅野は「僕と山田くんは一緒にお風呂に入りましたからね」と親密ぶりがうかがえるエピソードを披露。それらを受けて山田が「心開いてるっぽいですね!」とはにかみ、観客の笑いを誘う一幕も。
イベントの中盤には、本作の舞台挨拶付きプレミアム上映を行う劇場を抽選で決めるコーナーを実施。大役を任された生田は「近い劇場を引いちゃったらどうしよう……」と漏らしながら、劇場名が書かれた紙を勢いよく引き抜いた。そして選ばれたのは、東京・新宿ピカデリー。客席からどっと笑いが起こり、登壇者たちに冗談交じりに責められた生田は「新宿も絶対に行くから、もう1枚引かせてください!」と懇願。菜々緒に「生田さんに会えるチャンスが増えるからお客さんもうれしいですよね?」と後押しされ、生田は「今度こそ遠いところを引く!」と熱く宣言し、みごと福岡のT・ジョイ博多を引き当てる。大きな歓声と拍手に包まれながら、生田は「焦ったー!」と安堵の表情を見せた。
最後に、生田は「この映画はラブありサスペンスあり、すべての要素をぎゅっと詰めた大エンタテインメントになっています! 本格派のカッコいい作品なので、皆さんぜひ楽しんでください!」と観客にメッセージを送り、舞台挨拶を締めた。
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