松江哲明が新作を披露、展覧会「“TOKYO”-見えない都市を見せる」開催

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「東京アートミーティングVI “TOKYO”-見えない都市を見せる」と題された企画展が、11月7日から2016年2月14日までの期間、東京・東京都現代美術館にて開催される。

松江哲明《その昔ここらへんは東京と呼ばれていたらしい》2015年

松江哲明《その昔ここらへんは東京と呼ばれていたらしい》2015年

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これは、東京が国際的な注目を集めた1980年代から引き継がれてきた文化や、現在まさに生まれようとしている新しい表現の可能性を、アートや音楽、映画、デザインなど幅広いメディアを通して、可視化することを目指す展覧会。東京を中心に活躍するクリエーターが作品をキュレーションしたセクションと、国内外の作家が新作を展示するセクションに分かれており、複数の視点によって「東京」の様相を浮き上がらせる。

イェンナ・ステラ《組織/有機体》のためのスケッチ 2015年

イェンナ・ステラ《組織/有機体》のためのスケッチ 2015年[拡大]

キュレーターとして参加する映画監督の松江哲明は、生まれてくる自身の子供のために制作した新作「その昔ここらへんは東京と呼ばれていたらしい」を展示。イベントも実施され、崔洋一がメガホンを取った「月はどっちに出ている(WOWOW版)」、商業デビュー前の真利子哲也が監督を務めた「極東のマンション」、シンガーソングライター・前野健太が弾き語りをしながら東京の街を歩く姿を捉えた松江の監督作「トーキョードリフター」が上映される。また、松江登壇によるトークショー、前野が出演作のサウンドトラックを演奏するライブパフォーマンスも。

イエロー・マジック・オーケストラ 1979年 (c)Photo by Masayoshi Sukita

イエロー・マジック・オーケストラ 1979年 (c)Photo by Masayoshi Sukita[拡大]

展覧会ではほかに、YMO+宮沢章夫、蜷川実花、岡田利規、ホンマタカシ、EBM(T)がキュレーションを担当。またスーパーフレックス、サーダン・アフィフ、目【め】、林科がそれぞれ制作した新作や、絵画を中心に同館の所蔵作品を多数展示する。詳細は公式サイトを確認してほしい。

※記事初出時、内容に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

東京アートミーティングVI “TOKYO”-見えない都市を見せる

2015年11月7日(土)~2016年2月14日(日)東京都 東京都現代美術館
※毎週月曜(11月23日、1月11日は除く)、11月24日(火)、12月28日(月)~1月1日(金・祝)、1月12日(火)休館
開館時間 10:00~18:00 ※最終入場 17:30
料金:一般 1200円 / 大学・専門学生、シニア(65歳以上)900円 / 中学・高校生 700円 / 小学生以下無料
※常設展観覧料含む

松江哲明 スクリーニング&トーク1

2015年11月29日(日)時間未定
<上映作品>
「トーキョードリフター」
「その昔ここらへんは東京と呼ばれていたらしい」
<出演者>
松江哲明 / 前野健太
料金:無料
※入場には当日有効の本展チケットが必須。定員は当日先着200名

松江哲明 スクリーニング&トーク2

2015年12月20日(日)
開演 14:00 / 終演 16:00
<上映作品>
「極東のマンション」
「月はどっちに出ている(WOWOW版)」(予定)
<出演者>
松江哲明
料金:無料
※入場には当日有効の本展チケットが必須。定員は当日先着200名

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吉田伊知郎/モルモット吉田 @molmot

松江哲明監督新作『その昔ここらへんは東京と呼ばれていたらしい』展示迫る!!/松江哲明が新作を披露、展覧会「“TOKYO”-見えない都市を見せる」開催 - 映画ナタリー https://t.co/pF0RRKrS34

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