「サウダーヂ」の空族新作「バンコクナイツ」クランクイン記念、UPLINKで特集上映

東京・UPLINKにて映像制作集団・空族の特集上映が10月31日から1週間限定で開催される。

空族とは、山梨・甲府市をベースに映画制作を行う監督・富田克也と脚本家・相澤虎之助を中心とする映像集団。制作のみならず配給も行い、プリント上映にこだわるなど独自のスタンスで映画活動を続けている。そんな彼らの最新作「バンコクナイツ」の撮影が10月20日にスタートした。

特集上映ではクランクインを記念し、映画美学校映画祭2004にてスカラシップを獲得した「雲の上」や、国道20号線沿いで起こる事件とその日常を切り取る「国道20号線」、外国人労働者やラッパーたちの姿を通して地方都市の現状を描いた「サウダーヂ」ほか全5作を上映。中でも「サウダーヂ」は高崎映画祭最優秀作品賞、毎日映画コンクール日本映画優秀賞、監督賞などを獲得し、空族の名を知らしめた作品だ。

空族の過去作を一挙に観られるこの機会、ファンならずとも足を運んでみては。

特集上映：富田克也、相澤虎之助 ─ 空族「バンコクナイツ」クランクイン記念

2015年10月31日（土）～11月6日（金）東京都 UPLINK
＜上映作品＞
「国道20号線」
「雲の上」
「サウダーヂ」
「花物語バビロン」＋「バビロン2－THE OZAWA－」
料金：1500円