オリヴィエ・アサイヤスが「アクトレス」のビノシュ、クロエら女優陣を語る

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華やかな世界に身を置く女優の光と影を描いた「アクトレス~女たちの舞台~」。本作でメガホンを取ったオリヴィエ・アサイヤスの公式インタビューが到着した。

「アクトレス~女たちの舞台~」

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オリヴィエ・アサイヤス

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アサイヤスは、主演のジュリエット・ビノシュからインスピレーションを受けてこの物語を構想したといい、「私たちは昔『ランデヴー』という作品で、俳優と共同脚本家として出会いました。それからとても長い時間が経過したということに気づき、めまいがするような気がしました。私は、その“時間の経過がもたらすめまい”について映画が作れるのではないかと考えました」と振り返る。

「アクトレス~女たちの舞台~」

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さらに劇中で女優マリアとその秘書ヴァレンティーヌに扮したビノシュとクリステン・スチュワートの関係性について、アサイヤスは「撮影を重ねるにつれて、彼女たちの間に徐々に信頼や友情や敬愛の気持ちが芽生えていったようです。お互いに刺激しあい、いい意味での競争心がありました」と言及。お騒がせ女優ジョアンを演じたクロエ・グレース・モレッツに関しては「当初は成熟した若い女性を探していたのですが、彼女には若いわりにしたたかさがありました。役より実年齢がかなり若かったのですが、会ったときに彼女でいこうと決めました」と起用に至った理由を明かした。

「アクトレス~女たちの舞台~」

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また、かつて一世を風靡した女優として描かれるマリアについて、アサイヤスは「人生にはさまざまなチャプターがあって、まさにマリアは大きな変貌のときにあります。女優として自分にはもう演じられない役があるのだということを受け容れることは苦しいことだと思います」と語った。

「アクトレス~女たちの舞台~」は、10月24日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開。

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(c)2014 CG CINÉMA - PALLAS FILM - CAB PRODUCTIONS - VORTEX SUTRA - ARTE France Cinéma - ZDF/ARTE - ORANGE STUDIO - RTS RADIO TELEVISION SUISSE - SRG SSR

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