羽生名人も絶賛、「完全なるチェックメイト」“知の代理戦争”に挑む予告編

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「スパイダーマン」シリーズのトビー・マグワイア主演「完全なるチェックメイト」の予告編が、YouTubeにて公開された。

「完全なるチェックメイト」  (c)2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved. Photo Credit: Tony Rivetti Jr.

「完全なるチェックメイト」 (c)2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved. Photo Credit: Tony Rivetti Jr.

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「完全なるチェックメイト」 ポスタービジュアル (c)2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved. Photo Credit: Tony Rivetti Jr.

「完全なるチェックメイト」 ポスタービジュアル (c)2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved. Photo Credit: Tony Rivetti Jr.[拡大]

「ラスト・サムライ」のエドワード・ズウィックが監督した本作は、実在したチェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーを主人公とする人間ドラマ。アメリカとソ連が世界を2つに分けていた冷戦時代、両国の威信をかけた“知の代理戦争”と化したチェスの世界王者決定戦の様子を描き出す。

予告編の冒頭では、「条件が満たされない限りプレイしない」と勝負を放棄するなど、まわりから変人扱いされるほど気まぐれで自信家なフィッシャーの姿が映し出される。しかし世界王者・ソ連のボリス・スパスキーとの対局1局目でフィッシャーは完敗。両国の大統領も陰で行動し、“盤上の第三次世界大戦”とまで言われた重要な1戦の残り23局に、フィッシャーは常軌を逸した戦略で挑んでいく。

映像の最後には、将棋棋士の羽生善治が本作に寄せたコメントも登場。その全文は以下で紹介している。「完全なるチェックメイト」は12月25日より東京・TOHOシネマズ シャンテほかにて全国順次ロードショー。

羽生善治(将棋棋士) コメント全文

この作品は彼の世界チャンピオンに至るまでの苦悩と葛藤が克明に描かれている。当時の時代背景は、冷戦の真っ最中、軍拡のみならず宇宙開発でも米ソが鎬を削っていたが、チェスの世界ではソ連が圧倒的な存在感を誇っていた。多数の才能溢れる人材だけではなく、国家が十二分にサポートをして他に付け入る隙を見せなかった。
そんな時に彗星のごとく現れたのがボビー・フィッシャーだった。
この作品は極限の淵を歩く、男達の苦悩と葛藤を描いた物語である。

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銀杏(ぎんなん)@将棋ライター @ginnan81

羽生名人も絶賛「完全なるチェックメイト」“知の代理戦争”に挑む予告編-映画ナタリー https://t.co/wOIi86mWK6 #chess #shogi
羽生善治名人のコメントも掲載。「12月25日より東京・TOHOシネマズ シャンテほかにて全国順次ロードショー」とのこと。

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