ピース又吉原作の「火花」に林遣都、波岡一喜、門脇麦が出演、配信は2016年春

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動画配信サービスNetflixにて配信が決定したドラマ「火花」に、林遣都波岡一喜門脇麦が出演することがわかった。総監督を「軽蔑」「ストロボ・エッジ」の廣木隆一が務め、白石和彌、沖田修一、久万真路が各話を担当する。

「火花」の主要キャスト。左から波岡一喜、林遣都、門脇麦。

「火花」の主要キャスト。左から波岡一喜、林遣都、門脇麦。

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「火花」表紙

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ピースの又吉直樹による芥川賞受賞作が原作の「火花」は、売れないお笑い芸人の徳永と天才肌の先輩芸人・神谷が、さまざまな人との交流を通して“笑いとは何か、生きるとは何か”を模索していく物語。お笑いコンビ“スパークス”のボケで憂鬱な性格の主人公・徳永役を務める林は、本作に起用された感想を「ただただ嬉しかったです」と振り返り、「神谷さんを師と敬い、ただ一人の相方・山下と向き合い続けたいと思います」と演じるにあたっての思いを語る。

Netflixロゴ (c) Netflix. All Rights Reserved.

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また徳永が師と慕う、お笑いコンビ“あほんだら”のボケ・神谷に扮する波岡は「正直なところ今は、楽しみ半分、不安半分な状態です。これから少しずつ『神谷』と同じ体験をして、本人に近づいていきたいと思います」と、神谷と同棲する女性・真樹役の門脇は「闘っている男性を支えながら生きていく女性の強さは美しいものだなと常日頃から感じています。今回は芸人を支える女性の役ですが、強くしなやかに表現できたら」と、それぞれ意気込みを述べた。

「火花」は、11月上旬にクランクイン。2016年春より、Netflixにて全10話の一挙配信を予定している。

廣木隆一総監督 コメント

芥川賞受賞作品の映像化ということはとても光栄であり、太宰治にも通じる暗さが現代にも通じると信じられる作品にしたいと思います。

林遣都 コメント

本作を演じることになっての感想

ただただ嬉しかったです。人を魅了させなくてはいけない仕事だと思うので、常にもっともっと多くの人に見てもらいたいという思いを持ちながら一つ一つの作品に取り組んでいます。このような機会を与えていただきありがたいです。命懸けで取り組みます。

芸人を演じることへの心構え、意気込み

神谷さんを師と敬い、ただ一人の相方・山下と向き合い続けたいと思います。波岡一喜さんは本読みの段階から「神谷さん」でした。お芝居を超えた、芸人さんが放つ空気感を目指します。

「火花」を読んでの感想

シュールなやり取りの中に光る芸術的な表現、一人一人の人間らしさがひしひしと伝わってきて、夢中になり引き込まれました。この本に詰め込まれている又吉さんのお笑い哲学、お笑い愛を必死に読み解きながら、責任を持って徳永を演じさせて頂きたいと思います。

波岡一喜 コメント

本作を演じることになっての感想

まず、めちゃめちゃ嬉しいです。そして、監督、関係者の方々に心から感謝申し上げます。正直なところ今は、楽しみ半分、不安半分な状態です。これから少しずつ「神谷」と同じ体験をして、本人に近づいていきたいと思います。

芸人を演じることへの心構え、意気込み

ただただ芸人さんの稽古と同じように、僕も相方と共に漫才の稽古を日々やるつもりでいます。稽古が自信に変わるまで。

「火花」を読んでの感想

俳優としての自分と重なり、心が苦しくなりました。自分を信じて前に進む勇気、そして難しさを再認識しました。僕は自分をここまで信じてあげられてるのだろうかと。

門脇麦 コメント

本作を演じることになっての感想

又吉さんが大好きなのでとても嬉しかったですし、今は現場に入るのが楽しみです。

芸人を支える女性を演じることへの心構え、意気込み

闘っている男性を支えながら生きていく女性の強さは美しいものだなと常日頃から感じています。今回は芸人を支える女性の役ですが、強くしなやかに表現できたらと思います。

「火花」を読んでの感想

自分の思い出と重なってほろ苦く甘酸っぱい気持ちを久しぶりに鮮明に思い出し、でも読み終えた後、その思い出にあたたかい眼差しを向けている自分がいました。心の片隅にあるいつかは忘れてしまいそうなほど脆い感情が凝縮されている素敵な作品でした。

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読者の反応

てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

“総監督を「軽蔑」「ストロボ・エッジ」の廣木隆一が務め、白石和彌、沖田修一、久万真路が各話を担当”/ピース又吉原作の「火花」に林遣都、波岡一喜、門脇麦が出演、配信は2016年春 - 映画ナタリー http://t.co/wxBe6FmovO

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