アイスランドの羊飼いが巻き起こす騒動描く「ひつじ村の兄弟」、12月公開

北欧の地・アイスランドを舞台とした「RAMS（英題）」の邦題が、「ひつじ村の兄弟」に決定。このたび予告編がYouTubeにて公開された。

第68回カンヌ国際映画祭ある視点部門でグランプリに輝いた本作は、プラハの映画学校を卒業したアイスランド人監督グリームル・ハゥコーナルソンが発表した長編2作目。羊を愛する老兄弟の巻き起こす騒動が、ユーモアと緊張感を混ぜあわせて描き出される。

物語の主人公は、40年間ろくに口もきかず過ごしてきた羊飼いの老兄弟。ある日、2人が暮らす農村で感染病が発覚し、動物たちが処分されることに。関係を断絶してきた兄弟は互いに歩み寄り、大切な羊を守ろうと決心を固める。予告編には、アイスランドの雄大な自然をバックに、窮地に追い込まれた兄弟の冒険が収められた。

「ひつじ村の兄弟」は、12月19日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。