「ひかりのおと」の山崎樹一郎が手がける農民の物語「新しき民」12月公開

「ひかりのおと」を手がけた山崎樹一郎の新作「新しき民」が、12月5日より東京・ユーロスペースほか全国にて順次公開される。

「新しき民」は、280年前に津山藩・山中にて実際に起きた一揆をモチーフにした物語。一揆に加担した農民・治兵衛が、藩の圧倒的な力に脅威を感じ、すべてを捨て村から逃げ出すさまをモノクロの映像で描き出す。キャストは中垣直久を筆頭に梶原香乃、本多章一、川瀬陽太ら。アニメーションは「ぼくのまち」「蟻」の中村智道が、音楽は佐々木彩子が担当した。

本作の一般公開に先駆けて、11月19日には東京・ユーロライブにてプレイベントの開催が決定。先行上映に加えて、山崎と作家のロバート・ハリスによるトークを実施する。詳細は公式サイトにて随時発表されるので、関心のある人はチェックしてみては。