アニメ「サイボーグ009VSデビルマン」の完成披露試写会が10月5日、東京・新宿バルト9にて行われ、キャストの
最初にマイクを握った福山は「『サイボーグ009VSデビルマン』という衝撃作で、まさか島村ジョーをやらせていただくことになるとは思っていなかった福山潤です」と挨拶。その言葉を受けた浅沼が「同じくまさか衝撃作に出演するとは思っていなかった、不動明 / デビルマン役の浅沼晋太郎です」と続けると、川越も「まさかこんな作品を監督できるとは思っていなかった」と重ね、会場の笑いを誘う。
永井が原作を手がけたOVA「マジンカイザーSKL」、2001年にオンエアされたテレビアニメ「サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER」で監督を務めている川越は「両方大好きで大切な作品なので、お祭りにしてしまっていいのかと思いました」と製作時の思いを振り返る。また福山の演技について「『加速装置』というセリフの叫び方が、今まで島村ジョーを演じてきた方とはちょっと違っていて。この解釈はいいなと思ってビックリしました」と絶賛。浅沼に対しては「デビルマンと不動明の演じ分けが素晴らしい」と太鼓判を押す。
歴史的とも呼べるキャラクターに声を当てた福山は「プレッシャーはもちろんあるんですけど、先輩たちが演じられてきたものがあったからこそ、自分は自分の解釈で取り組んでいいんじゃないかと思えた」と敬意を表する。同じく、多くの声優や俳優が演じてきたキャラクターに扮する浅沼は「監督の作り上げた今のビジュアルのデビルマンに命を吹き込もうと思ったので、まだこの作品に触れたことのない、若い方たちにも受け入れてもらえるようなものを新しく作ろうという感覚で演じました」と述懐した。
見どころについて聞かれた福山は「冒頭のシーンの破壊力がハンパない」と作品鑑賞前の観客に訴える。同じ質問に対して浅沼は「ラストに出てくるキャラは、僕もじゅんじゅん(福山)も『おお』ってなりましたね」とコメント。ネタバレができないことから「嘘を言いましょうか。最後にキューティーハニーが出てきます」と冗談交じりに述べる浅沼に対して、「嘘じゃないかもしれない」と福山が笑うと、川越も「次はやりたいですね」と乗っかり、会場を盛り上げた。
全3話となる「サイボーグ009VSデビルマン」は10月17日より、新宿バルト9ほかにて2週間限定ロードショー。
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- 「サイボーグ009VSデビルマン」公式サイト
- 「サイボーグ009VSデビルマン」予告編
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ふりーく北波(Hideyuki KITABA) @nami_happy
「ラストに出てくるキャラは(略)『おお』ってなりました」…な、なんだ…っ…?>キューティーハニーも登場!?「サイボーグ009VSデビルマン」完成披露でキャスト語る - 映画ナタリー http://t.co/OrmifAtJGM