肉は人を幸せにする！「ステーキ・レボリューション」公開直前キャンプイベント

ロードムービー「ステーキ・レボリューション」の公開直前イベント“ステーキキャンプ”が、10月3日に千葉・昭和の森フォレストビレッジにて開催された。

本作は監督のフランク・リヴィエレと精肉店の店主イヴ＝マリ・ル＝ブルドネック氏が、“世界のおいしいステーキベスト10”を決めるために世界20カ国、200以上のステーキハウスを巡るさまを追った肉ドキュメンタリー。

この“ステーキキャンプ”は、大自然の中「ステーキ・レボリューション」のプレミア星空上映を楽しむために行われたもの。イベントは、劇中にも登場したブルドネック氏と、焼肉・芝浦の藤枝祐太店長による日仏ステーキ焼き方対決「バトル・オブ・ザ・ブッチャー」からスタート。男性が2人がかりで運び込んだ巨大な肉の包みが剥がされると、会場に歓声が響きわたる。

そして藤枝、ブルドネック両氏は「これは30カ月のメス牛のリブロースです」「肉の熟成が進むと、骨が切りにくくなるんです」など解説を加えつつ肉をさばき、炎を上げながら調理して参加者たちに振る舞う。焼きあがったステーキを受け取った人々は皆自然と笑顔になり、「やわらかくておいしい！」「とろける！」と堪能し、それを見たブルドネック氏が「皆さんに喜んでいただけてうれしいです。肉は人を幸せにする！」と、満足そうに笑う場面も見られた。続いて日仏どちらのステーキがよりおいしかったかを決める投票が行われると、36対29で日本が勝利。藤枝氏は謙遜しながら「肉の力が勝ったのかなと思います」と述べ、ブルドネック氏と笑顔で握手を交わした。

日が落ち、辺りが闇に包まれるといよいよ「ステーキ・レボリューション」の上映が開始。ブルドネック氏が本作について「この映画は、リヴィエレと私の2年間の旅を収めたものです。肉に携わっている世界中の人たちが、どのような思いで仕事をしているのかわかっていただける作品になったと感じています」と自信たっぷりに語る。そして満腹の参加者たちは、夜空の下でゆったりと映画鑑賞を楽しんだ。

「ステーキ・レボリューション」10月17日より全国で順次ロードショー。