今年7月に参加した鈴鹿8耐以来、わずか64日ぶりに日本を訪れたキアヌ。会場前に敷かれたレッドカーペットに現れると、まずは「ジョン・ウィック」で彼が演じた伝説の殺し屋、ジョン・ウィックの愛車でもあるマスタングの前で写真撮影に応じる。その後、悲鳴に近い歓声の飛び交う中ファンと交流を楽しみ、無邪気な笑顔を振りまいた。
舞台挨拶では、キアヌが「皆さん、こんばんは。ありがとう」と日本語で挨拶する。作品については「キャラクターも面白く、アクション満載。情熱的に描かれていて、コメディ要素もちりばめられている。素晴らしい脚本だと思って参加したよ」と自信を持って語った。本作は、殺し屋稼業を引退して平和に暮らす中、突然愛するものすべてを奪われたジョン・ウィックが再び武器を手に立ち上がる復讐譚。ガンとカンフーを組みあわせ、“ガンフー”と名付けられた新たなアクションスタイルが公開前から話題になっている。
アクションシーンへのこだわりを、キアヌは「キャラクターに共感できるようリアルなものにしている」と説明。「カーアクションもすごいんだ。“カーフー”だよ!」とキアヌがファンを笑わせていると、ここで司会者から特別ゲストの紹介が。元柔道日本代表で金メダリストの野村忠宏が姿を現し、キアヌにプレゼントとして「ジョン・ウィック」と書かれた黒帯を贈呈する。
これにはキアヌも大喜びで、「この映画で初めて柔道の訓練をしました。さまざまな足の使い方を組みあわせてできるものだと学び、訓練を積み重ねたんだ」としみじみ。スタッフがいったん引き取ろうとした黒帯を、「返したくない!」と言いたげに抱え込む一幕も。さらにキアヌは来月から本作の続編を撮り始めることに触れ、野村に「ぜひ来てもらえるならうれしいね!」と呼びかける。対する野村は「リップサービスでもうれしい」と恐縮しつつ、「撮影が終わったことを耳にするまでは、体を鍛えて待ってます!」と笑顔で返答。最後にキアヌは、日本のファンに向けて「映画を楽しんでね。Good night!」と語りかけ、会場をあとにした。
「ジョン・ウィック」は10月16日より全国ロードショー。
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- 「ジョン・ウィック」公式サイト
- 「ジョン・ウィック」(@johnwickjp)| Twitter
- 「ジョン・ウィック」予告編
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