「ロバート・アルトマン」の監督ロン・マン、“インディペンデント映画の父”を語る

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10月3日に封切られる「ロバート・アルトマン/ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男」で監督を務めたロン・マンの公式インタビューが到着した。

「ロバート・アルトマン/ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男」 (c) 2014 sphinxproductions

「ロバート・アルトマン/ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男」 (c) 2014 sphinxproductions

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「ロバート・アルトマン/ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男」で監督を務めたロン・マン。(c) 2014 sphinxproductions

「ロバート・アルトマン/ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男」で監督を務めたロン・マン。(c) 2014 sphinxproductions[拡大]

本作は「M★A★S★H」「ロング・グッドバイ」「今宵、フィッツジェラルド劇場で」など多くの映画を発表した監督ロバート・アルトマンの足跡をたどるドキュメンタリー。

「ロバート・アルトマン/ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男」 (c) 2014 sphinxproductions

「ロバート・アルトマン/ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男」 (c) 2014 sphinxproductions[拡大]

マンは製作の準備段階を「はじめはまあ1週間もあればと高をくくっていたけれどとんでもなかった。写真だけでも80万点、400時間にものぼるインタビュー等々、6人のアシスタントとともに、2012年の夏2カ月間を丸々かけて資料と向き合った」と回想する。その作業は、マンによれば「宝の山に分け入る感じ」で資料の箱を開封し、カテゴリー別にカタログ化していくもので、彼は「とりわけ感動したのが撮影現場を記録した写真のベタ焼きで、そこではボブ(アルトマン)の映画作りのプロセスに自分も身を置く感覚が味わえた。この感覚を僕の映画でも伝えたいと思った」と、当時を振り返った。

また“アメリカインディペンデント映画の父”と称されたアルトマンについて、マンは「彼はアメリカの肖像を描き、人の真実の姿を裸出化させ、そしてインディペンデント映画の可能性を示してみせた。その在り方も変えた」と評する。さらに「ジム・ジャームッシュ、リチャード・リンクレイター、デヴィッド・ゴードン・グリーンと友人の中にも僕同様、彼に影響された監督がたくさんいる」と、アルトマンが後進の映画監督たちに与えた影響について言及した。

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読者の反応

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satsuki muto @scof75satsuki

明日、三日から公開だね。「M★A★S★H」を始め沢山の彼の作品サントラも映画も何度も聴き観た。「ロバート・アルトマン/ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男」監督ロン・マン“インディペンデント映画の父…http://t.co/TYm6kWgnIm @Altman_movie

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