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本作は、伊坂幸太郎の同名小説を原作としたサスペンス映画。婚約者を殺された気弱な中学校教師が、事件の真相を探るため裏社会に身を投じていく。教師を辞め復讐を誓う鈴木を生田が、“自殺屋”の鯨を浅野が、ナイフ使いの若き殺し屋・蝉をHey! Say! JUMPの山田が演じる。
8人が劇場後方から登場すると、800人に及ぶ観客は一気にヒートアップ。バッタを意味する作品のタイトルにあわせ、登壇者全員が緑をテーマにしたファッションに身を包んでいることに触れた生田は「僕の衣装だけ緑が強すぎて、本当にバッタみたいになっています」と冗談交じりに語り、観客の笑いを誘う。
累計発行部数140万部を超える小説の実写化に挑んだ瀧本は「脚本の青島武さんと一緒に何度も何度もシナリオを書き直しました」と告白。「本作は群像劇になるのですが、キャラクターの個性をしっかりと見せながらも、物語全体を調和のとれたものにしていくのがすごく難しかったです」と言葉を重ねる。
本作の撮影で初めて映画の現場を体験した山田は「初めての現場ということはもちろんですが、大先輩の斗真くんとの共演ということですごく緊張しました」とコメント。生田も「後輩との共演ということで、僕自身もほかの撮影とは違う感覚になりました」と振り返る。浅野から「現場では山田さんのアクションについて行くのに精一杯でした」、村上から「リハで山田くんと初めて会ったとき『イケる』と思ったんです。完成品を観てその勘は間違ってなかったと実感しました」と絶賛を受けた山田。「緊張を乗り越えてがんばりました」と語り恐縮する山田の姿に客席から「かわいい」と歓声が湧く。
共演者からアドバイスを受けたか聞かれた山田は「撮影に入る前に斗真くんから『この映画はお前にかかっている』という内容のメールが来て、大きなプレッシャーをいただきました」と生田との裏話を披露。最後にマイクを握った生田が「皆さんがこの作品の初めてのお客様になります。この作品は皆さんの宣伝と山田にかかっています」と力強く語ると、客席からは笑い声と拍手が上がった。
「グラスホッパー」は、11月7日より東京・新宿ピカデリーほか全国にてロードショー。
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阿部のいつも屋さん🪬 @cyunpyon
生田斗真「この映画は山田涼介にかかってる」と断言、「グラスホッパー」完成披露 http://t.co/lfdnuzH0sT