ビートたけし「浅草キッド」熱唱、したまちコメディ映画祭のラスト飾る

34

224

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 32 33
  • 126 シェア

本日9月22日、第8回したまちコメディ映画祭in台東のラストを飾るプログラムとして「ビートたけしリスペクトライブ」が東京・浅草公会堂にて開催され、ビートたけしが登壇した。

「浅草キッド」を歌うビートたけし。

「浅草キッド」を歌うビートたけし。

大きなサイズで見る(全7件)

左からビートたけし、山口隆(サンボマスター)。

左からビートたけし、山口隆(サンボマスター)。[拡大]

参加アーティストたちがピックアップされた1組の人物やグループに敬意を表してライブを行う、恒例のリスペクトライブ。今年は浅草に深い縁があり、本映画祭においてコメディ栄誉賞を受賞した「ビートたけし」をテーマに、浅草ジンタ、ポカスカジャン、海藻姉妹、ホフディラン、サンボマスターがそれぞれのパフォーマンスを展開した。

「浅草キッド」を歌うビートたけし。

「浅草キッド」を歌うビートたけし。[拡大]

全アーティストのステージが終了したあと、本映画祭の総合プロデューサーを務めるいとうせいこうの呼び込みでたけしが登場。スタンディングオベーションで迎えられると、「こんなに盛り上がったあとに陰気臭い歌を歌うんですが。昔の浅草を思い出して作った『浅草キッド』を歌います」と挨拶した。かすれ声で熱唱するたけしの姿に、客席から「たけしー!」「お帰りー!」「ありがとうー!」と声援が飛ぶ。

金一封を懐にしまうビートたけし(右)。

金一封を懐にしまうビートたけし(右)。[拡大]

クロージングセレモニーでは、コメディ栄誉賞の副賞として渡された金一封をすかさず懐に入れて笑いを誘うたけし。もう1つの副賞である1俵分のお米券についても「白いごはんを1回食べてみたかった」とジョークを飛ばす。

受賞の感想を聞かれたたけしは、「浅草には大学をクビになってたどり着いた。ある意味死に場所みたいな、浅草の芸人として死んでいけばいいやと思ってた時代もあった。運よくテレビに出たり映画を作ったりできて、いい仕事に就くことができた。でも自分の原点はやっぱり浅草。いろいろな場所で知らないお客さんが『1杯飲め』とお金のない自分に飲ませてくれた、これが僕の原点です。今日来てくれた皆さんにも共通の気持ちです。ありがとうございました」とコメント。最後は出演者全員が「浅草キッド」を合唱し、たけしの「どうもありがとう」という感謝の言葉とともに映画祭の幕が降りた。

この記事の画像(全7件)

読者の反応

iijjiji @iijjiji

ビートたけし「浅草キッド」熱唱、したまちコメディ映画祭のラスト飾る - 映画ナタリー http://t.co/jbcJMlOewB

コメントを読む(34件)

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 北野武 / ビートたけし の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。