ファンキー加藤、初主演作クランクアップ迎え「愛おしい」と自身の役柄を語る

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ファンキー加藤の主演作「サブイボマスク」がクランクアップを迎え、加藤からコメントが到着した。

「サブイボマスク」クランクアップ時の様子。監督の門馬直人(右)と握手をするファンキー加藤(左)。(c)サブイボマスク製作委員会

「サブイボマスク」クランクアップ時の様子。監督の門馬直人(右)と握手をするファンキー加藤(左)。(c)サブイボマスク製作委員会

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「サブイボマスク」 (c)サブイボマスク製作委員会

「サブイボマスク」 (c)サブイボマスク製作委員会[拡大]

「サブイボマスク」は人々に笑顔や生きる希望を取り戻させる“人おこし”をテーマにしたハートフルコメディ。寂れてしまった地元に活気を取り戻すため、加藤演じる青年・春雄が暑苦しいほどの熱意と自作の応援歌で町の人々を盛り上げていく。

大分県の全面バックアップのもと、撮影が行われた本作。加藤は「初めての映画の現場で、クランクイン前日の夜は眠れないくらいのプレッシャーだった」と述懐し、「間違いなく僕の人生の中で、一番濃密で、一番たくさんのことを学べて、一番プレッシャーがあったけど思い出に残る日々だった」と振り返る。そして「スタッフ、共演者が温かく迎え入れてくれて、いろんなことを教えてくれた」と感謝の意を表した。

自身の役柄について加藤は「かっこいい男でした。改めてこういう風に生きていきたいなと思った。感情表現がすごくオーバーな人物なので、よく叫ぶし、正拳突きしたり、よく飛ぶし走るし、途中喉が枯れてきちゃったり。唄を歌うのとは別の疲労が残る苦心もあったが、それでも愛おしいなと思いながら演じていた」と評する。演じるにあたっては、キャラクターの生い立ちや感情の動きなどを自分なりに考えていたといい、「カメラが回ってないときでも、普段の自分ならしないような、『おぅ!』っていう返事の仕方だったり、完全に春雄になってたが、それが居心地よかった」と語った。

さらに加藤は「田んぼに飛び込むシーンでは稲穂が刺さり、腕が細かい傷だらけになった。商店街のライブでは、外音が出てない、自分の声しか響いてないむき出しの歌で、そこまでアカペラで歌うことがなかったから申し訳ないやら恥ずかしいやら……春雄だったらこういうコブシの使い回しだろうなとか、アクションだろうなと感じていた」と撮影時のエピソードを披露し、クランクアップを喜んだ。

「サブイボマスク」は2016年初夏の公開を予定している。

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