「バクマン。」特別試写会、大根仁が学生たちに"バディもの”の魅力語る

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本日9月20日、「バクマン。」の特別試写会が京都・京都造形芸術大学にて行われ、監督の大根仁、プロデューサーの川村元気が登壇した。

「バクマン。」 (c)2015 映画「バクマン。」製作委員会

「バクマン。」 (c)2015 映画「バクマン。」製作委員会

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「バクマン。」特別試写会の様子。大根仁(中)と川村元気(右)。

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大場つぐみ、小畑健による同名マンガを原作とした「バクマン。」は、高校生男子2人がマンガを共作し、週刊少年ジャンプでの連載を目指す文化系青春映画。抜群の画力を誇る“サイコー”こと真城最高を佐藤健、文才がある“シュージン”こと高木秋人を神木隆之介が演じる。

「バクマン。」メインビジュアル (c)2015 映画「バクマン。」製作委員会

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マンガ学科を有する同校の学園祭「大瓜生山祭 2015」の中で実施されたイベントには500人が来場。作品の内容とからめて好きなマンガを聞かれた大根は、「1位は『まんが道』」ときっぱり。「これは『バクマン』のオマージュにもなっている藤子不二雄先生の自伝的な漫画ですね」と作品を紹介した。

「バクマン。」 (c)2015 映画「バクマン。」製作委員会

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予告編にも一部収録されているマンガの執筆シーンについては、「映画の中ではプロジェクションマッピングの手法を使用していて、あれは実際にマンガ家さんの頭の中を表現してみたかったんです」と狙いを解説。また原作者とのやり取りに触れたあと「小畑先生が『マンガ家がペン入れでノッているときは原稿の上を駆けずり回っているような気分だ』とおっしゃっていたのでそれを表現してみました」と続ける。一方川村も「何より『マンガを描く』という行為を映像化すると地味だな、というのがあったのですがそれに対する答えを映画の中で出せたと思っています」と本作で採用した手法に自信を覗かせる。

「バクマン。」 (c)2015 映画「バクマン。」製作委員会

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また「劇中の2人のような学生時代からの相棒はいますか?」という質問に対して「今、学生のときのような友人はいないけど、企画やプロジェクトごとに相棒やパートナーがいる感じですね」と答える大根。「この作品に対してはこの人かな」と川村を指さし、「『まんが道』しかり、サイコーとシュージンしかり、男同士のバディものがよく企画されるのは、それだけ魅力があるということだと思います」と同作のストーリーが持つある種の普遍性について言及。

「バクマン。」 (c)2015 映画「バクマン。」製作委員会

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最後に登壇者2人は、「夢は叶わないことが多いと思いますが、いつ叶うともわからない夢を持ち続けている力、というのが大切だと思います。今日、この場にいる人たちの中で、5年、10年後に一緒に仕事をする人が出てくるかもしれないですね!」と学生たちにエールを送った。

「バクマン。」は、10月3日より全国ロードショー。

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