第8回したまちコメディ映画祭in台東にて「帰ってきたMr.ダマー バカMAX!」のジャパンプレミア上映および舞台挨拶が行われ、監督の
本作はピーター&ボビー・ファレリー兄弟の監督最新作。「トゥルーマン・ショー」のジム・キャリーと、「イカとクジラ」のジェフ・ダニエルズが1994年に主演したコメディ「ジム・キャリーはMr.ダマー」の続編で、ロイドとハリーのコンビが繰り広げる珍道中を描く。
映画の上映前に登壇したファレリーは、開口一番に「先ほどレッドカーペットを歩いたときに『ボビー、あなたは僕のお母さんです』というプラカードを持った人がいて、ショッキングでした。私に息子がいたなんて……」とジョークを飛ばし、会場を沸かせた。
そして上映後の舞台挨拶で行われたQ&Aにて、20年ぶりに続編を作った理由を聞かれると、ファレリーは「僕らがバカだったからです!」と即答。そして「以前ジム・キャリーから電話がきたことがあって。彼は滞在先のホテルで1作目が放送されているのを観て、撮影が楽しかったことを思い出したようで『もう1回やろうよ』という話になったんです」と、製作のきっかけを振り返る。また登場人物のキャラクター描写については「コメディやジョークはある程度は実体験をもとに作っています。我々兄弟は、若い頃本当におバカさんでして……。その経験を味付けして描いているので、映画の中の2人は我々よりさらにバカだと思います」と語った。
続いてキャリー扮するロイドの特徴的な髪型について質問が飛ぶと「我々が10歳のときにまったく同じヘアスタイルをしていて。その写真を見て皆で大笑いして、『これで行こう』となりました。大人になっても同じ髪型だというのが面白いなと思って」と述べ、会場の笑いを誘う。さらに1作目に続き登場した“ワンワンカー”を「わざわざまた作ったんですか?」という観客からの問いに、ファレリーは「1作目が終わったときにあの車を自分で引き取ったんですが、20年経ってエンジンがかからなくなっていたので、もう1台作りました。だから私はワンワンカーを今2台も持っているんです……」と明かす場面も。
最後にファレリーは「ハートとユーモア、ジョークのある映画をいつも目指しています。この映画では、おバカさんの2人に世間は冷たいですが、彼らにはお互いがいるじゃないか、という友情を描きました」とコメントし、舞台挨拶は終了した。
第8回したまちコメディ映画祭in台東は、9月18日から22日まで東京・浅草公会堂ほかにて開催。なお「帰ってきたMr.ダマー バカMAX!」は11月20日より全国で公開される。
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