H・ミレン主演作「黄金のアデーレ」予告編、クリムトの名画に秘められたドラマとは

グスタフ・クリムトの名画をめぐる実話を映画化した「黄金のアデーレ 名画の帰還」の予告編がYouTubeにて公開された。

本作はアメリカに住む82歳の女性マリア・アルトマンが、かつてナチスに奪われたクリムトの絵画「黄金のアデーレ」の返還を求めてオーストリア政府を相手に裁判を起こすさまを描くヒューマンドラマ。「マリリン 7日間の恋」のサイモン・カーティスがメガホンを取り、主演は「クィーン」で第79回アカデミー賞主演女優賞を獲得したヘレン・ミレンが務めた。そのほかライアン・レイノルズ、ダニエル・ブリュール、ケイティ・ホームズが共演に名を連ねる。

この予告編では「黄金のアデーレ」のモデルがマリアの伯母だということや、ナチスに奪われた後にドイツ・ウィーンの美術館に飾られていたことが明らかに。そしてマリアとレイノルズ扮する弁護士ランディが「黄金のアデーレ」を取り戻すべく奮闘する姿が映し出される。

「黄金のアデーレ 名画の帰還」は、11月27日より全国でロードショー。