渡辺大知の初監督作、渋川清彦主演で描く人間ドラマ「モーターズ」ポスター公開

「色即ぜねれいしょん」で俳優デビューし、ロックバンド黒猫チェルシーのボーカルとしても活躍中の渡辺大知が初めてメガホンを取った「モーターズ」のポスタービジュアルが公開された。

渡辺が東京造形大学の卒業制作として完成させた「モーターズ」は、田舎の整備工場で働きながら冴えない毎日を送る男・田中を主人公にした物語。田中と工場の同僚である村田や新人のタケオ、車の修理にやってきたカップルらが織りなす人間模様を描く。本作はぴあフィルムフェスティバル「PFFアワード2014」にて審査員特別賞を受賞し、香港国際映画祭や東京国際映画祭にも招待された。

主演を務めたのは「お盆の弟」「アレノ」と公開作が続く渋川清彦。そのほか山本浩司、犬田文治、木乃江祐希、前田裕樹、川瀬陽太らが出演に名を連ねる。なお劇中歌にはCOMPLEXの「BE MY BABY」や、渡辺が歌う「ワルツ」「Kids Vibration」などが使用されるという。

このたび公開されたポスターは、工具が並ぶ整備工場の一角に白いスーツをまとった渋川が立っている様子を切り取ったもの。そして右下には「空回りで、ちょうどいい。」というコピーが添えられている。

「モーターズ」は11月14日より27日まで、東京・新宿武蔵野館にてレイトショー上映される。