本日9月6日、東京・秋葉原UDXシアターにて行われた上映イベント「15話耐久ノンストップMOZUラリー」の舞台挨拶に、
昨晩22時にスタートしたこの企画は、劇場版の公開を控える「MOZU」のドラマシリーズ全15話を一挙に鑑賞するというオールナイトイベント。その締めくくりにあたる舞台挨拶に登場した西島は、「皆さん、大丈夫ですか? 僕は12時間の映画を観たことがあるんですけど、それは字幕なしのフランス映画でなんだかわからないまま観ていたので気楽でした。今回これだけ密度の濃い作品を16時間観続けるなんて……お夜食は何回くらい出たのかな?」と観客を気遣う。一方池松は「すごいですね。僕、昨日の夜10時に寝た気がするんですけど……さっき起きました。なんかすいません」と話し笑いを誘った。
“完結編”と謳われている劇場版に関して、司会から「本当に最後なんですか?」と尋ねられた西島は「はい。本当に本当に、終わります。間違いないです」とあっさり返答。続いてまだキャストや監督も観ていないという劇場版の最新予告編が上映され、そこから真夏のフィリピンで1カ月かけて行われたロケの話題へ。西島は「スタッフの熱量がもう破裂しそうになっていて、この爆発しそうなエネルギーを表現するには海外に行かないと無理だなと。日々戦場のような現場で、1日の終わりには『ああ、生きて帰ってこれた』と思うような日々が続きました」と話す。そのほか西島は撮影には本物の拳銃が使用されたというエピソードを明かし、池松は「松坂桃李くんとは2日間激しいアクションシーンの撮影があって、最後には言葉にはならないような深い『お疲れ様でした』が言えました」と振り返る。
予告編にも収められている、炎の中で西島演じる倉木とビートたけし演じるダルマが対峙する場面に関して西島は「あれ、本物の火なんですよ! 普通CGにしますよね?」と笑いながら説明。しかし特殊メイクを施し呼吸も困難な状況で同じ撮影に挑んだビートたけしの様子については「北野さんは『やっぱり火は本物じゃないとだめなんだよね』とおっしゃって夜中の1時まで楽しそうに撮影されていました。本当に映画に愛情のある方なんだなと思いましたね」と敬意を表した。
最後に池松は、会場のファンに向けて「劇場版公開まであと2カ月です。きっと面白い作品になっているので楽しみにしていてください。あと、皆さんハイになっているので気をつけて帰ってください」と挨拶。西島は「ここにいる皆さんを代表とする、テレビシリーズから応援してくださった方々のおかげで劇場版を作る機会を与えていただきました。全スタッフこの作品に情熱と愛情を持っていて、本当に最後ということで後悔のないように全力で作りました。ぜひ劇場に足を運んでください」と力強く作品をアピールした。
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