押井守がモントリオール映画祭「パトレイバー」舞台挨拶に登壇、現地ファンと交流

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第39回モントリオール世界映画祭のWorld Greats部門(アウト・オブ・コンペ部門)に出品されていた「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」が現地時間8月30日に上映され、監督の押井守が舞台挨拶に登壇した。

第39回モントリオール世界映画祭に訪れた押井守。(c)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会

第39回モントリオール世界映画祭に訪れた押井守。(c)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会

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第39回モントリオール世界映画祭に訪れた押井守。(c)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会

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キャパシティ約350人の会場は、現地カナダの押井ファンでほぼ満席。「こんにちは」と挨拶する押井にファンが日本語で「コンニチハ!」と返すなど、歓迎ムードの中で舞台挨拶は始まった。

第39回モントリオール世界映画祭の「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」上映劇場のスクリーンを見つめる押井守。(c)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会

第39回モントリオール世界映画祭の「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」上映劇場のスクリーンを見つめる押井守。(c)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会[拡大]

イベントの中で押井は、ほかの作品の撮影でモントリオールにしばらく滞在していたことを明かし、今回上映する「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」はプロデューサーがカットした短縮バージョンであり、自身はまだ根に持っていることなどを告白して会場の笑いを誘う。

また上映終了後には、ファンが押井を取り囲んで写真撮影やサインを求め、質問をする場面も。押井は権力や責任などの対立が描かれていることについて「政治背景のないストーリーでは、ハリウッド大作のようなただの娯楽映画になってしまう」と述べ、「実写版は大変だったか?」という問いには「生身の俳優との作業は楽しくもあり、自分ではコントロールできない部分でもあるので難しくもあった」と答えた。

「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」は、「機動警察パトレイバー」のオリジナル実写プロジェクトを締めくくる長編劇場版。戦闘ヘリ・グレイゴーストを強奪して1000万人の市民を人質に取ったテロリスト集団と、特車二課パトレイバー中隊の戦いを描く。10月10日には、押井が自ら編集し27分の映像を追加した「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦 ディレクターズカット」が公開される。

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【押井守ニュース】2015年8月31日 20:44
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#押井守CoolanimeJp

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