ドイツの鬼才クリストフ・シュリンゲンジーフ特集が大阪で開催、トークショーも

「クリストフ・シュリンゲンジーフ特集～当たり前だと思っていることを疑ってかかれ！～」と題された特集上映が、8月11日、12日に大阪のシネ・ヌーヴォにて行われる。

これは2010年に逝去するまで映画、舞台、美術などさまざまなフィールドで精力的に活躍したドイツの鬼才シュリンゲンジーフの作品を紹介するもの。2009年に上演され、マーギット・カーステンゼン、イルム・ヘルマンらが出演を果たした「メア・クルパ（我が贖罪）」や、挑発的な内容が政治的な議論を生んだインスタレーション「外国人よ、出て行け！」の記録映像、1週間にわたってハンブルク中央駅前に「宣教所」を設置した美術作品「パッション・インポシブル―ドイツのための7日間緊急通報」のドキュメンタリー映画「友よ！友よ！友よ！」など5作品を上映する。

上映期間中、トークイベントを連日開催。約10年間にわたってシュリンゲンジーフの作品に関わってきた女優の原サチコ、シュリンゲンジーフの映像特集などを企画しているウルリケ・クラウトハイムが登壇する。詳細は公式サイトを確認してほしい。

クリストフ・シュリンゲンジーフ特集～当たり前だと思っていることを疑ってかかれ！～

2015年8月11日（火）、12日（水） 大阪府 シネ・ヌーヴォ
＜上映作品＞
「メア・クルパ（我が贖罪）」
「時のひび割れ」
「外国人よ、出て行け！」
「失敗をチャンスに」
「友よ！友よ！友よ！」
料金：当日券 一般 1500円 / 学生 1200円 / シニア 1100円 / 会員、ドイツ文化センター受講生 1000円
※連日朝より当日分の整理番号付き入場券の販売を開始