「帝都」シリーズ初BD化、樋口真嗣が新たにジャケットをデザイン

荒俣宏の伝奇SF小説を原作にした「帝都物語」「帝都大戦」を収めた「帝都 Blu-ray COMPLETE BOX」が、本日8月8日に発売。2作品ともHDリマスター映像で初Blu-ray化された。

「帝都物語」は1988年、その続編の「帝都大戦」は1989年に公開された恐怖映画。強い霊能力を操り、帝都壊滅を目論む謎の軍人・加藤保憲と、それを阻止しようとする人々の戦いを描く。

BOXでは、「帝都物語」で絵コンテをはじめ様々なシーンに携わった樋口真嗣がジャケットデザインを担当。アウターケース、インナーケースの双方を手がけており、両A面のアウターケースには、2作品で加藤を演じた嶋田久作の顔が大胆にあしらわれている。

またBOXには、「帝都物語」で監督を務めた実相寺昭雄のインタビューや、同作に関わった木村威夫、池谷仙克、H・R・ギーガーらによる資料を掲載する48ページのビジュアルブック、樋口が手がけた同作の絵コンテが加えられた144ページのシナリオ集を封入。また原作者・荒俣宏のインタビューをはじめ、さまざまな映像を収録した特典DVDディスクが付属する。

帝都 Blu-ray COMPLETE BOX

2015年8月8日（土）発売
発売元：キネマ旬報DD / オデッサ・エンタテインメント
販売元：オデッサ・エンタテインメント
価格：1万4904円