8月1日に公開を控える「
「
25年ほど前にサルガドの作品に感銘を受けて以来、彼のファンだというヴェンダースは、本作を撮るきっかけを「彼が『息子のジュリアーノとすでに取り組んでいるプロジェクトがあるのだが、外部からの視点が必要だと思うので、もし興味があるなら参加しないか』と誘ってくれたのです」と振り返る。
また制作に関しては「どのドキュメンタリーもそうだと思いますが、準備しておいたことにとらわれずに、目の前で何が起きているのかを逃さずに撮影してみることが大切だと思います」と述べ、「それを特に感じたのは、ブラジルに行ってセバスチャンと彼の妻のレリアが住んでいるビトリアのインスティトゥート・テラで、彼らを撮影したときでした。当初の予定にはありませんでしたが、私は自身で現場に行き、撮影の準備もしました。このことは映画によい影響をもたらしました。おかげでサルガドの非凡なもう1つの生活と写真家としての活動との間に、ある関連性を引き出すことができたのです」と撮影時のエピソードを披露。
さらにサルガド作品の特徴的な“白黒”の使い方について、「
「セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター」は、8月1日よりBunkamuraル・シネマほかにて全国ロードショー。
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- 「セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター」公式サイト
- 「セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター」予告編
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Mana Tamaoki @kaseinoharu
ベンダースのドキュメンタリー映画の邦題が死ぬほどださいのでこんなはずはない!と思って原題を調べたらThe Salt of the Earthで、聖書の「汝らは地の塩なり」からの引用だろうに「地球へのラブレター」って馬鹿みたい。
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