コリン・ファース主演「キングスマン」原作マンガ発売、マーク・ハミルがコメント

マシュー・ヴォーンがメガホンを取ったスパイアクション「キングスマン」。その原作マンガ「キングスマン：ザ・シークレット・サービス」が、本日7月29日に発売された。

企画立ち上げの段階から映画化を視野に入れ、ヴォーンとマーク・ミラーがストーリー、デイヴ・ギボンズがイラストを担当した同書。「キック・アス」の原作者でもあるミラーは、映画とマンガの違いに関して「コミックの大きなストーリー展開の1つは、（映画で）サミュエル・L・ジャクソン演じるキャラクターに大勢のセレブが誘拐されることだ。（映画の）オープニング・シークエンスでは、マーク・ハミル演じるアーノルド教授が誘拐されるが、コミックではマーク・ハミル自身だ」とコメントしている。

ミラーとギボンズのファンだと語るハミルは「原作がコミックブックでなかったら、私は出演しなかっただろう。マーク・ミラーから連絡がきたので、本作に出演した」と振り返る。また「彼はコミックブックで、マーク・ハミルとして私の画を使いたいと言ってきた。それから彼は『ところで、映画化を予定していますが、決まったときには、ご自身の役を演じていただけますか？』と、だから『もちろんだ』と答えた。でも、脚本の内容が変わって、私は誘拐される人物を演じることになった。科学者の役でね」と出演の経緯を明かす。

英国の高級紳士服店“キングスマン”を拠点とする諜報組織が、世界規模のテロを企てるIT富豪に立ち向かう姿を描く本作。「英国王のスピーチ」のコリン・ファースが主演を務め、マイケル・ケイン、サミュエル・L・ジャクソンらが脇を固めている。

「キングスマン」は9月11日より全国ロードショー。

キングスマン：ザ・シークレット・サービス

小学館集英社プロダクション 2015年7月29日（水）発売
著者：マーク・ミラー、マシュー・ヴォーン
画：デイヴ・ギボンズ
翻訳：中沢俊介
価格：2160円