昨年度映画賞を席巻、破産迫る30日間の社会派ドラマ「アメリカン・ドリーマー」

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J・C・チャンダーが監督を務めた「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」の日本公開が、10月1日に決定した。

「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」ポスタービジュアル (c)2014 PM/IN Finance.LLC.

「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」ポスタービジュアル (c)2014 PM/IN Finance.LLC.

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2011年に初長編監督作「マージン・コール」でアカデミー賞にノミネートされたチャンダー。彼の長編3作目にあたる「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」は、ビジネスの現場で経営者が強いられる緊迫の駆け引きを映し出す社会派ヒューマンドラマだ。1981年に犯罪と暴力が氾濫するニューヨークでオイルカンパニーを立ち上げた移民のアベルが、その成功を阻止しようとする何者かの策略にはまり、破産の危機が30日後に迫る中で奔走する姿を描く。

アベル役を務めるのは「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」にも出演するオスカー・アイザック。そして夫の成功を支えながら家族を守ろうとする妻アナを、アカデミー賞に2度ノミネートされた経験を持つ「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェシカ・チャステインが演じる。

アメリカで2014年に「A MOST VIOLENT YEAR」のタイトルで公開された際には、24もの映画賞の40部門にノミネートされ、ナショナルボードオブレビュー作品賞を含む6つの賞に輝いた本作。10月の公開を楽しみに待とう。

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