蒼波純、雪の精霊役で中田クルミ主演作「ゆきおんな」に出演決定

自主映画「ゆきおんな（仮題）」に、「ワンダフルワールドエンド」「世界の終わりのいずこねこ」の蒼波純が出演することが明らかになった。

「好きなんかじゃない！」「恋はストーク」の亀山睦実が監督を務める「ゆきおんな」は、“ゆきおんな”のゆきが、人間の男性アタミに恋をしたことから始まる恋愛ファンタジー。装苑やNYLONのモデルとして活躍する中田クルミがゆき役で主演し、映画監督としても活動する籾木芳仁がアタミに扮するほか、「TOKYO TRIBE」や「紙の月」にも出演した清瀬やえこの参加も決定した。

本作で蒼波が演じるのは、ゆきの妹である“ゆきおんな”、ふうか。恋をしたことで記憶を失くし、人間の体になってしまったゆきを救うため、彼女の前に現れる。

亀山は「雪女というものの存在について日本では各地に多くの逸話がありますが、本作ではその中の1つである『雪女の正体は雪の精霊』という1文を参考に、オリジナルの『ゆきおんな』という雪の精的な存在を作り、童話的に描いています」と語る。中田と蒼波の抜擢理由については「中田クルミ、蒼波純、両者の持つ少し和風で透明度の高いイメージが、ゆきおんなとしての存在を体現するに適していると考え、今回キャスティングしました」とコメントを寄せた。

なお「ゆきおんな」は7月16日まで、PARCOが運営するクラウドファンディングサイト「BOOSTER」にて製作支援金を募集している。今回のキャスト発表に伴い、キャストらのお礼メッセージ動画が収録されたメイキングDVDや、直筆メッセージが添えられたフォトセットといったリターンが追加されたので、ファンはチェックしてみては。