森山未來の帰国後初となる映像作品「煙霞」、出演の決め手は“関西弁のセリフ”

3

32

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 20 38
  • 2 シェア

連続ドラマW「煙霞 -Gold Rush-」の主演を務める森山未來が、映画ナタリーの取材に応じた。

森山未來

森山未來

大きなサイズで見る(全4件)

連続ドラマW「煙霞 -Gold Rush-」ポスター画像

連続ドラマW「煙霞 -Gold Rush-」ポスター画像[拡大]

「マエストロ!」の小林聖太郎が監督を務めた「煙霞 -Gold Rush-」は、黒川博行の小説をもとに、森山演じる美術講師が金塊をめぐる事件に巻き込まれていくさまを描くサスペンス。森山はじめキャストは全員関西出身者で固め、ロケも関西にて行われた。

連続ドラマW「煙霞 -Gold Rush-」のワンシーン。

連続ドラマW「煙霞 -Gold Rush-」のワンシーン。[拡大]

また本作は2013年から文化交流使としてイスラエルのダンスカンパニーへ渡っていた森山が、帰国後初めて出演する映像作品でもある。海外にいる間、演技は一切やっていなかったという森山は、「向こうでは振付師の先生がいても会話の中でお互いから生まれるものを構築していっていた感じなので、台本があって演出家の方に指示を受ける、という現場に行くのは正直怖いなと思ってました」と心境を明かす。続いて「フィクションに入っていける自信もなかったんです。でも今回はセリフがすべて関西弁なこともあって限りなく自分のままでいられるような現場になる気がしていたので」と、出演を決めた理由を答えてくれた。

連続ドラマW「煙霞 -Gold Rush-」のワンシーン。

連続ドラマW「煙霞 -Gold Rush-」のワンシーン。[拡大]

役作りについては「だまし合いの中に巻き込まれていく役だけど、なるべくマイペースなやつでいたかった。自分に近いものを、と思っていたこともあるので。心象風景は自分の中から出てくるものでいいと思っていて、外見の動きとか姿勢とかは作り込むようにしました」と話す。また「関西で撮ったからこそ、非正規雇用の美術講師で、過去に事業にも失敗してるような主人公でものらりくらり生きていけるような空気感にできたと思います。ただコンゲーム(詐欺や騙し合いを描いたミステリー)というものに捉われてシリアスに作っても面白くないと思ったので」と作品の独特な仕上がりをアピールした。

「煙霞 -Gold Rush-」は7月18日(土)22時よりWOWOWプライムにて放送開始。全4話のうち、第1話は無料で視聴することができる。

この記事の画像(全4件)

連続ドラマW「煙霞 -Gold Rush-」

WOWOWプライム 2015年7月18日(土)スタート 毎週土曜22:00~
※全4話、第1話無料放送

全文を表示

読者の反応

  • 3

みりぃ @milyfuji

森山未來の帰国後初となる映像作品「煙霞」、出演の決め手は“関西弁のセリフ” - 映画ナタリー http://t.co/ml2BpI0kFp

コメントを読む(3件)

関連商品

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 森山未來 / 高畑充希 / 小林聖太郎 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。