本日7月6日に行われる「
シュワルツェネッガーは、本作について「想像力に富んでいて紆余曲折のある物語で、とても驚いたよ。特に、私が2人登場するアイデアに感心した。1人はサラ・コナーと人類を守るようにプログラムされたターミネーターで、もう1人はマシンを守り人類を滅ぼそうとしている。このコンセプトは2人の対決の構図を生み出し、激しい戦闘が繰り広げられる」と語っている。
そして12年ぶりにターミネーターを演じることに関しては「脚本を読んでセリフの練習を始めたときから、自然と機械のような話し方になったよ。キャラクターにすっと入り込んだ感じだった」と述べ、「ターミネーター役を演じる上で重要なのは、彼がマシンであることを常に念頭に置いておくことだ。歩き方や動き、話し方や表情、戦い方などすべてをマシンらしく演じなければならない。しかし、彼は長い期間を人間と共に過ごしているから、時に残酷でありながらも優しさを兼ね備えている。それを微妙に表現するんだ。彼が人間らしく振る舞おうと意識すると失敗する。無理に笑おうとしても、うまく人間のように笑えない。それでも、過去よりはより人間らしくなっているよ」と演技のコツを明かしながら、自身が扮したT-800の性質に言及する。
さらにターミネーターの魅力を「彼は人間のような姿をしているけれど、マシンだから不死身だ。誰もがそんな風になりたいと思う。だからこそみんな彼が好きなんだ。彼のパワーは無限であり、目の前にあるあらゆるものを破壊し、抹殺することができる、とみんな感じている。ジェームズ・キャメロンは、1作目では悪役だったターミネーターをヒーローにする形で脚本を書き、作品を撮った。だからみんな、彼が悪い存在でありながらも、善人というか善き機械でもあるということを楽しんでいるんだと思う」と解説した。
あわせて公開された特別映像は、シュワルツェネッガーをフィーチャーしたもの。本編の映像や貴重なオフショットを織り交ぜながら、
「ターミネーター:新起動/ジェニシス」は7月10日より全国でロードショー。
※動画は現在非公開です。
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