本日7月5日、「
本作は、SFアクション「ターミネーター」シリーズの最新作。シュワルツェネッガーがT-800型ターミネーター役で主演を務め、ドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のデナーリス・ターガリエン役で知られるクラークがヒロインのサラ・コナーを演じている。
2013年以来2年ぶり、通算16回目の来日となったシュワルツェネッガーは「日本の方々がいつも温かいサポートをしてくれるおかげで、私の映画はヒットしている。俳優を休業してカリフォルニア州知事を務めていた頃には貿易振興の仕事で日本と関わったけど、そのときも成功を収めた。つまるところ何が言いたいかというと、『アイラブジャパン』ということだね」と笑顔を見せる。今回が初来日であるクラークは「日本は自分が想像していた以上の素晴らしい国。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』と共に来日し、今この席でアーノルドの隣に座っていることはとても幸運なことです」と挨拶した。
2003年の「ターミネーター3」以来12年ぶりに演じたT-800について、シュワルツェネッガーは「サラと共に過ごした時間が長いせいなのか、人間らしい一面が強く現れている」と説明。そして「サラはT-800を本物の人間に近づけようと努力していて、そこは少しコミカルに描かれているね」と、本作の見どころの1つを語る。クラークも「ロボットと人間の関係だからこそ、より2人のやりとりはコミカルに見えますね」と話し、サラ・コナーについては「彼女は特別な能力を持っていない生身の人間ですが、生き延びて自分の運命を受けいれるために成長していくんです。そこが魅力的」と述懐した。
会見の終盤、クラークは「2人の関係は自分とアーノルドの関係に重なる部分があります。擬似的な父と娘のように見えるT-800とサラのやりとりが、とても美しくユーモラスに描かれてるんです。そんな関係性を作っていくことは、とても楽しい作業でした」と回想。シュワルツェネッガーも「この映画で一番重要なのは、T-800とサラ・コナーの関係性なんだ。Twitter上では、『泣いた』という感想も見かけた。観客の感情を揺さぶる人間味のある作品を作ることができて、とてもうれしいよ。そして、そんな演技ができたのはエミリアのおかげなんだ」と、隣に座った“娘”に賛辞を送っていた。
「ターミネーター:新起動/ジェニシス」は7月10日より全国ロードショー。
関連記事
アーノルド・シュワルツェネッガーの映画作品
関連商品
リンク
- 「ターミネーター:新起動/ジェニシス」オフィシャルサイト
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
TAKASHI KOIZUMI @lonebright
シュワ16度目の来日、“娘”と仲良く「ターミネーター」新作をアピール - 映画ナタリー http://t.co/dOQeZY7oOM