487点の写真から“平成ゴジラ”の父・川北紘一に迫る写真集、大森一樹のエッセイも

特撮監督として活躍した川北紘一の仕事に迫る「川北紘一特撮写真集」が、本日7月3日に発売された。

円谷英二に師事した川北は、「ウルトラQ」「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」などに関わり、1972年に放送された「ウルトラマンA」で特撮監督デビュー。以降、2014年12月に逝去するまで、「ゴジラVSビオランテ」をはじめとする“平成ゴジラ”シリーズや、「ヤマトタケル」などで特撮監督を務めた。

同書には、川北が関わった特撮作品、撮影現場の様子などを捉えたスナップ写真487点を掲載。助監督時代の作品や、イベント用に制作された映像の場面写真も収められ、川北の歩みを堪能できる仕上がりになっている。また「ゴジラVSビオランテ」「ゴジラVSキングギドラ」でタッグを組んだ大森一樹が、川北との思い出を振り返るエッセイ「僕と川北さん」も収録される。

川北紘一特撮写真集

洋泉社 2015年7月3日発売
価格：4104円