6月26日から4日間にわたって開催されていたフランス映画祭2015が、昨日29日に閉幕。上映後に集計したアンケートによって決定する観客賞は、
「エール!」はフランスの田舎町を舞台に、高校生の娘ポーラ以外の全員が聴覚障害のあるべリエ家の絆を描いた人間ドラマ。教師に歌の才能を見出されるものの、家族を思って夢をあきらめようとするポーラの歌声が、聴こえないはずの家族の耳に届くまでを追う。主人公のポーラ役を新人女優の
6月26日の上映後に行われたティーチインには、ラルティゴとエメラが出席。エメラが観客に「フランスと日本の手話は違いますか?」と尋ねると、客席にいた聴覚障害のある男性は手話で「ブラボー! すべて理解することができました」と返答した。それを目にしたラルティゴは「もし健聴者が日本語を覚えようと思ったらきっと15年くらいはかかってしまうと思います。でも手話を使ったら、外国に行っても1日、2日でコミュニケーションをとることができるんです。これは本当にすばらしいことだと思います!」とにこやかな表情で語った。
「エール!」は10月31日より全国でロードショー。
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- 「エール!」公式サイト
- 「エール!」 | フランス映画祭2015公式サイト
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🇫🇷フランス映画祭🇫🇷 UniFrance Tokyo @UnifranceTokyo
今年の観客賞が発表になりました!! オープニングの「エール!」です!!フランス映画祭が閉幕、観客賞は聴覚障害のある家族の絆描いた「エール!」が受賞 - 映画ナタリー http://t.co/RxWZianZ3A