6月27日、東京・テアトル新宿にて「
「きみはいい子」は中脇初枝の同名小説をもとに、学級崩壊や児童虐待、認知症といったテーマに切り込んだヒューマンドラマ。開始早々、6月26日まで行われていた第37回モスクワ国際映画祭で本作がNETPAC賞を受賞したことが発表され、呉は「受賞もうれしいですが、現地のロシアの方々に良い感想もいただけたことがうれしかった。日本の社会問題を描いた作品ですが、どこの国にも共通することで、だからこそ描くべき内容だと言われました」と喜びの報告をした。
本作で初めて教師役を演じた高良は「ベテラン教師ではなく新米教師役だったので、教師じゃなくても新人ってうまくいかないことが多いと思うんです。そういった経験は自分にもあったので自然に演じることができました。生徒たちとは“子供だから”とは接してなかったです。向き合っていました」と真摯な態度で撮影に臨んだことを明かす。
一方、高良演じる岡野の先輩教師役で、呉の前作「そこのみにて光輝く」に続いての出演となった高橋は、「前回は悪魔みたいな役でしたが今回は天使みたいな役で(笑)。役作りのために実際の学校に監督と行ったんですが、そのとき監督から「初めまして」と言われて……。理由を聞いたら『前回は前回、今回は今回』と言われました。気の強い人だな、と思いました」と苦笑した。
また、“見終わったあと誰かを抱きしめたくなる”という本作にちなみ、“今一番抱きしめたい人”を聞かれた尾野は、「父と母はもちろん、3人の姉も抱きしめたいです。普段はしないけど姉妹もアリだなって」と照れながらも家族への愛を語る。高良はこれから会う予定の両親を抱きしめるつもりだと語りつつ、「今抱きしめたいのは呉監督です」と告白。「前に取材で同じ質問をされたとき、出産されたばかりの呉監督と答えたんです。なので初日と受賞の祝福に」と前置きして呉をハグすると、会場からは温かな拍手が。呉は「高良さんのファンの方、すみません。何もしないでくださいね」と予防線を張り、笑いを誘った。
「きみはいい子」はテアトル新宿ほか全国で公開中。
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- 呉美保監督がラブシーンへのこだわりを明かす!「そこのみにて」に友近ら号泣 - 映画ナタリー
- 映画「きみはいい子」公式サイト
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石川円華(まどか)モテる男の四柱推命 @sakurakana33
きみはいい子の舞台挨拶へ
「あの子を優しくすればあの子も他人に優しくしてくれるの
子どもを可愛がれば世界が平和になる」って言葉が印象的でした
本当だ。
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