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「天の茶助」はSABUが書き下ろした小説をもとに実写化したファンタジードラマ。天界に暮らすお茶汲み係の茶助が、交通事故で死ぬ運命にある女性ユリを救おうと地上で奮闘する。茶助を松山が、ユリを大野が演じた。
劇中の回想シーンでパンチパーマのヤクザに扮した松山は、実際にパーマをかけるため、そのシーンの撮影を最後に回してもらったことを明かす。パーマの出来について、松山は「もっとゴリゴリにしてほしかった」と物足りなさげな様子だが、SABUは「パンチパーマよかったよ。ハマった!」とご満悦。それを受け、松山が「次回はチンピラになった茶助をメインにするとか。ゴリゴリなヤクザ映画!」と提案すると一同は次回作に思いをめぐらせて大盛り上がり。
続いて、口がきけない役に挑戦した大野が観客に挨拶すると、MCから「やっと声が聞けた!」と大げさな歓声が。「難しい役だったけど、最後はユリが大好きになりました」とにっこり笑う大野に、MC2人は思わず目を見あわせてにやけた表情を浮かべる。
第65回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品された本作。むせるほど爆笑する観客の反応を見て、SABUは「あまりにもウケすぎて、完全に賞もらえないなって思いました」とジョークを飛ばす。コメディ作品にも関わらずコンペティション部門へ選出されたことについては、MCが「快挙!」と祝福するのに対して「不謹慎!」と言ってのけた。
さらに監督から本作が今後イタリアやトルコなど10数カ国で公開されることが決まったことが発表されると、観客からは大きな拍手が。松山が「次のヤクザ映画も楽しみですね」とおどけると、SABUはノリよく「絶対ただのヤクザにはしない」と真剣な面持ちで答えてみせた。
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桜 きなこ @s_kinakoblog
「天の茶助」松山ケンイチが「次回作はゴリゴリのヤクザ映画で!」と熱望 - 映画ナタリー
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