キネコ国際映画祭 2015の記者会見が、6月23日に東京のシダックス・カルチャーホールにて行われ、
昨年まではキンダー・フィルム・フェスティバルの名で開催され、今年で23回目となるこの映画祭。字幕の読めない子供でも楽しめるライブ吹替上映や声優体験ができるワークショップなど、趣向を凝らしたイベントが多数行われる。
ディレクタージェネラルを務める戸田は「来年も絶対来たいって、お子さんに思っていただける映画祭なんです。親御さんやおじいちゃんやおばあちゃん、先生が、この映画祭に気づいてくれて、お子さんに行こうよと言っていただかないと、小さなお子さんは1人では来られないんですよね」と大人に向けて呼びかけた。
プログラミングディレクターの中山は「私には子供が4人いますが、毎年家族で訪れています。映画を通して伝わるものがあるんです」と魅力を熱く語る。さらに宣伝およびPRディレクターの内田は「子どものとき、初めて観に行った映画は記憶に残るものです。映画を通じて親子同士の会話も増えることでしょうし、子供の成長も見えるでしょう。大人のほうも、子供の目線で学べることがたくさんあると思います」と、親子そろって楽しめる映画祭であることをアピール。
国際交流ディレクターに就任したルーは「私が子供のときにもこんな映画祭があればよかったのにな、と思います。いつも身をパウダー(粉)にして、この映画祭の生吹替をやっています」と、このイベントの目玉企画であるライブ吹替上映について、得意の英語ジョークを交えながら言及。そして「ますますビッグな映画祭にしていきたいです。今年は戦後70年、もう1度ラブアンドピースについて考えようということで、イスラエル映画を特集します」と意気込んだ。
最後に行われたフォトセッションには、しまじろう、ひつじのショーン、うっかりペネロペ、ふうせんいぬティニーといった子供に人気のキャラクターたちが参加し、和やかなムードの中会見は終了した。
キネコ国際映画祭 2015は、8月11日から15日にかけて開催される。バリアフリー上映を行うための資金を、クラウドファンディングサイトMotion Galleryにて募集中。
キネコ国際映画祭 2015
2015年8月11日(火)~15日(土) 東京都 渋谷区文化総合センター大和田さくらホール、シダックス・カルチャーホール
<上映作品>
「
「
料金:一般1300円 / 17歳以下700円
※2歳以下無料
※前売り割引あり
戸田恵子の映画作品
関連商品
リンク
- キネコ国際映画祭 2015 公式サイト
- キネコ国際映画祭 2015 クラウドファンディング詳細ページ
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
キネコ国際映画祭 @tokyokinderfilm
子供たちのための映画祭を今夏も開催、戸田恵子らが魅力をアピール - 映画ナタリー http://t.co/iTQ8O1mECJ