花沢健吾も絶賛する不可思議/wonderboy、DVD特設サイトでその魅力解剖

明日6月24日にDVDでリリースされるポエトリーラッパー・不可思議/wonderboyのドキュメンタリー映画「Living Behavior 不可思議/wonderboy 人生の記録」の特設サイトがオープンした。

本作は2011年に24歳の若さで急逝したポエトリーラッパー不可思議/wonderboyの軌跡を、彼のファンであるクリエイター有志が制作した映画。サイトでは音楽ライター・三宅正一氏によるレビュー、花沢健吾や阿部共実といったマンガ家、コムアイ（水曜日のカンパネラ）や尾崎世界観（クリープハイプ）らアーティストのコメント、予告映像などが楽しめる。

さらに本日6月23日（火）20:00よりDVDの発売記念番組がニコニコ生放送で配信される。番組では映画の監督を務めた関和亮ら制作陣によるトークパートと、映画本編に収録されていない不可思議/wonderboyのライブ映像が楽しめる。

ニコニコ生放送「映画『Living Behavior 不可思議/wonderboy 人生の記録』DVD発売記念特番」

配信日時：2015年6月23日（火）20:00～22:00
配信URL：http://live.nicovideo.jp/watch/lv224490096

花沢健吾 コメント

僕が不可思議/wonderboyを初めて聴いたのは、既に亡くなった後で、正直コメントをする立場では無い気がして申し訳ないのですが、いつだったか仕事中にラジオで「Pellicule」が流れて、強烈に自分の中に入ってきて何度も聴くようになりました。
それからしばらく経って、地元でサイン会を開いてもらうことになり、数年ぶりに高校の同級生四人と飲むことになって、みんなあの頃から倍も生きて、ひとりは教師になって、ひとりは警察官になって辞めて、ひとりはカブト虫の養殖に夢中になって、ひとりは漫画家になって、自分の本当にやりたい事をやっているのかわからないけど、何者でもなかった僕たちは何者かになり、今生きてます。
飲みながら頭の中でずっと「Pellicule」が流れてました。
不可思議/wonderboyさんの10年後、20年後の曲が聴けないのが残念です。