アウシュヴィッツから生還した女性と夫の心理劇描くサスペンス、予告編が公開

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クリスティアン・ペッツォルトの監督最新作「あの日のように抱きしめて」の予告編映像がYouTubeにて公開された。

「あの日のように抱きしめて」 (c)SCHRAMM FILM / BR / WDR / ARTE 2014

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「あの日のように抱きしめて」 (c)SCHRAMM FILM / BR / WDR / ARTE 2014

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「あの日のように抱きしめて」は1945年6月のドイツを舞台に、心に傷を抱えた夫婦の愛の行方を描くサスペンスドラマ。「東ベルリンから来た女」で、第62回ベルリン国際映画祭の監督賞にあたる銀熊賞を獲得したペッツォルトがメガホンを取り、キャストには同作で主演を務めたニーナ・ホスロナルト・ツェアフェルトらが起用された。

「あの日のように抱きしめて」 (c)SCHRAMM FILM / BR / WDR / ARTE 2014

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予告編の冒頭に収められているのは、ホス扮する元歌手のユダヤ人女性、ネリーが友人に連れられてドイツに戻る様子。ナチスの強制収容所から帰還した彼女は、顔面にひどいけがを負っており、元の顔に戻すため修復手術を受ける。ツェアフェルト演じる元ピアニストの夫ジョニーと念願だった再会を果たすも、彼は見た目が変化したネリーが自身の妻だと気づかない。そして遺産に目がくらんだジョニーの要請により、ネリーは彼の妻を演じることに。ジョニーとの夫婦生活を取り戻すことで、幸せな日々が帰ってくると信じていたネリーの悲しみが切り取られている。

「あの日のように抱きしめて」は8月15日より全国順次ロードショー。

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