イラン人監督バフマン・ゴバディが難民の子供たちと作った短編放映

難民の子供たちが制作した短編映画を織り込んだ「僕ら難民キャンプが撮影所～過激派組織ISに追われた子どもたち、映画を撮る～」が、本日6月20日（土）にNHK BS1にて放送される。

これは「亀も空を飛ぶ」「ペルシャ猫を誰も知らない」で知られるバフマン・ゴバディのプロジェクトから生まれた8本の短編を、ゴバディや子供たちへのインタビュー、シリアやイラクの難民キャンプで行われた撮影の様子などとあわせて紹介する番組。ゴバディが集めたプロの映画製作者たちが指導にあたった短編は、故郷を奪われた子供たちが出演から演出まですべてを手がけ、“自分たちの物語”をつづったものになっている。

番組では、ゴバディが8本の短編を85分のオムニバス映画にまとめあげたものを放送。同作は、今後世界各地の映画祭で上映される予定だ。なおゴバディの監督最新作「サイの季節」が7月11日より全国公開される。

僕ら難民キャンプが撮影所～過激派組織ISに追われた子どもたち、映画を撮る～

NHK BS1 2015年6月20日（土）19:00～20:50
＜出演＞
バフマン・ゴバディほか
＜ナレーション＞
斉藤茂一