キャストとスタッフが走り抜けたデス・ロード、「マッドマックス」最新作の舞台裏

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「マッドマックス」シリーズ最新作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の舞台裏に迫るメイキング映像が、YouTubeで公開された。

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」撮影風景 (c)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

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「マッドマックス 怒りのデス・ロード」撮影風景 (c)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

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脚本を用意せず3500枚以上の絵コンテを使って撮影に臨んだ監督のジョージ・ミラーは、「この映画の撮影では、伝統的な手法を採用した。人間も車も物理の法則には逆らえない」と述懐。主人公マックスを演じたトム・ハーディは、「膨大な時間をかけて構想された、とにかく壮大な世界だよ」と語る。暴君イモータン・ジョーに反旗を翻す女戦士フュリオサ役のシャーリーズ・セロンは、カーチェイスにキャラクターたちのバックボーンを織り交ぜてストーリーを構築したミラーを讃えた。

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」 (c)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

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「絶好の撮影地だった」とミラーが話すのは、ロケ地のナミビア砂漠。ジョーに仕えるウォー・ボーイズの1人、ニュークスを演じたニコラス・ホルトは「700人ぐらいの人が働いていた」と証言する。ミラーの長年のパートナーであるプロデューサー、ダグ・ミッチェルは「砂漠のど真ん中にアメフト場3つ分の撮影所ができた」と目を輝かせる。また、ハーディは「日光を浴びた砂漠が、ピンクやオレンジに輝くんだ」と語り、広大なロケ地が時折見せる美しい光景に魅了されたことを明かす。

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」 (c)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

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ミラーは「毎日スタントシーンを撮影した。セットでは、スタントマンと俳優が完全に融合していた」と話し、「150人のスタントマンが集結し、毎日難しいスタントをこなしていた」とミッチェルが続ける。「どの車も、どのスタントもリアルだった。本物だよ」と断言するハーディ。「ナミビア砂漠で行った120日間の撮影は、多くの点でこの映画そのものだったよ。まさに“デス・ロード”だ」とミラーが結ぶ。

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は、明日6月20日に公開。スタッフとキャストたちが走り抜けたデス・ロードの行き先を、映画館の大スクリーンで見届けよう。

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おうつき地区 @Outhuki21

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「脚本を用意せず3500枚以上の絵コンテを使って撮影に臨んだ監督のジョージ・ミラーは、「この映画の撮影では、伝統的な手法を採用した。人間も車も物理の法則には逆らえない」と述懐。」

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