今秋より日本でのサービス開始を発表している動画配信サービス「Netflix」が、本日6月18日、東京・港区の日本オフィスでプレゼンテーションを実施した。
Netflixは、月額定額制で映画やドラマをHD、4Kの高画質で提供する世界最大のインターネット映像配信サービス。世界50カ国、会員数6200万人を誇り、アメリカでは全世帯の1/4が利用している。デヴィッド・フィンチャーが手がけたドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」を製作するなど、充実したオリジナルコンテンツが最大の特長となっている。
プレゼンテーションでは、日本法人の代表取締役社長グレッグ・ピーターズ、副社長の大崎貴之らが日本での戦略を発表。若い頃から小津安二郎や黒澤明の映画を観てきたというピーターズは、近年もドラマ「半沢直樹」や映画「深夜食堂」が気に入ったと語るなど日本通ぶりをアピールし、日本オリジナルコンテンツの制作に力を入れ、中でもアニメを世界に広く配信していく意向を示した。
また、配信システムに関する説明やデモンストレーションも行われ、通信状況に応じてベストな画質に調整される機能、視聴者1人ひとりの好みを独自のアルゴリズムで解析したレコメンド機能などが披露された。そして、これから発売される主要メーカーのテレビのリモコンには「NETFLIXボタン」が設置されるという。
なお昨日17日には、フジテレビとNetflixが共同で「テラスハウス」の新作「TERRACE HOUSE NEW SEASON COMING(仮)」、下着メーカーで働く女性を描くドラマ「アンダーウェア」を制作すると発表している。
関連記事
関連商品
リンク
- Netflix
- テラスハウス - フジテレビ
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
映画ナタリー @eiga_natalie
Netflix、アニメをはじめとした日本オリジナルコンテンツの充実化を宣言 http://t.co/aprPOj01F3 http://t.co/Id88ckNb5I