山田悠介による原作小説は、“全国の佐藤さん”が“鬼”と呼ばれる正体不明の敵に命を狙われるという設定。園版「リアル鬼ごっこ」では、ターゲットを大胆にもJK(女子高生)に変更している。
開始早々、園は3人のヒロインに「ネタバレはだめだよ」と厳重注意。トリンドルが「走るシーンが多くて……」と口火を切るも、園は注意を喚起するようにふざけて咳払いしてみせる。真野と篠田が作品や自分の役どころについて慎重に話す中、トリンドルは必要以上にプレッシャーを感じたのか「一生懸命がんばりました!」と笑顔で答えるのが精一杯といった様子。自らネタバレ禁止を忠告したにもかかわらず、園は「上澄みのようなコメントですね」と口を挟んで会場の笑いを誘った。
映画の内容については話し足りない様子のトリンドルだったが、作品のテーマにちなんで「最近、何かに追われた経験は?」という質問には「朝早い撮影が続いていて、飼っている猫も毎朝4時とかに起きちゃう。朝から『ごはんちょうだい』ってニャーニャー寄ってくるんです」とうっとりした表情で答える。
続いて真野は「園監督は女優を追い込むことで有名なのに、今回の現場では全然そんなことなくて不安でした」と吐露して園を見やった。しかし園から「そのままでいいから何も言わなかったんだよ」との言葉が贈られると笑顔が戻り、会場から拍手が湧き起こった。本作を「体感できるアトラクションムービー」と表現した篠田は、女子高生に「ふてぶてしい」と言い放つ作品のキャッチコピーになぞらえて「年甲斐もなく制服を着た私が、一番ふてぶてしいかな」と自虐的な発言で観客を笑わせた。
園いわく「ジェットコースターのような映画。上映が始まったらひたすら急降下するばかり」という「リアル鬼ごっこ」は、7月11日より全国ロードショー。
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- 「リアル鬼ごっこ」公式サイト
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