「
「バケモノの子」は、バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸にした冒険活劇。バケモノたちの棲む異世界“渋天街(じゅうてんがい)”と渋谷を舞台に、家族の絆や淡い恋模様を描く。渋天街で一二を争うバケモノ、熊徹を役所が、身寄りがなく嫌々ながら彼の弟子となった九太の少年期を宮崎が、青年期を染谷が演じる。
作品を観た感想を聞かれた役所は「熊徹、ちゃんとセリフ言えるのかなと緊張しました」とコメント。「熊鉄がしゃべる最後のセリフが聞こえたときは本当にドキドキしました。初めての体験でした」と振り返った。同じ質問に対して宮崎は「しばらくはちゃんとできてるか不安で緊張していたんですが、染谷くんとバトンタッチした後はすごいリラックスして、『いい映画だな』と思いながら観ることができました」と冗談交じりに返答。対して染谷は「少年期まではワクワクしながら観ていたんですが、青年期からは本当に不安で……」と語り、共演者たちの笑いを誘った。
「時をかける少女」「
本作で師匠と弟子の物語を選んだ理由を問われた細田は「私事なのですが『おおかみこどもの雨と雪』を制作したあとに子供が生まれたんです。そのときに子供は誰が育てていくんだろう、どうやって大きくなるんだろうと考えたんです」と自身の環境の変化を語る。続けて「本当の父親だけじゃなくて、先生や近所の大人、同級生などいろんな形をとった父親たちがたくさんいて、そういうたくさんいる父親たちが子供を育てていくんだと考えるようになりました」と制作の経緯を明かした。
「バケモノの子」は7月11日より全国ロードショー。
関連記事
細田守の映画作品
関連商品
タグ
リンク
- 「バケモノの子」公式サイト
- 「バケモノの子」予告編動画
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
ロックンロールニュース @RRN_TW
【映画「バケモノの子」】リリーは豚顔の僧侶・百秋坊役の声を務めます⇒細田守「子供時代を彩る思い出を作りたい」と語る、「バケモノの子」完成披露会見 - 映画ナタリー http://t.co/0MNWO6C9I0